副業未経験が2か月でライター案件獲得!ChatGPT×ライティング実践レポート
副業に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない。
ChatGPTも話題だけど、「本当に未経験から仕事が取れるのか」は、やってみないとイメージしづらいところだと思います。
この記事では、副業未経験の状態から、ChatGPTを使いながらライティング案件を獲得するまでの2か月間を、ほぼ時系列で追いかけます。
うまくいった部分だけでなく、「落ちた応募」「時間が足りなかった日」も含めて正直に書いているので、自分ごととして距離感をつかみやすいはずです。
この記事で分かること
- 副業未経験が「2か月で初案件獲得」に至るまでのリアルなステップ
- 0〜2週目にやったChatGPT練習とサンプル記事づくりの具体的な内容
- クラウドソーシングで使ったプロフィール文・提案文の考え方
- 実際に何件応募して、どのようにして初案件が決まったのかという現実的な数字感
- 2か月やってみて分かった「この先、月1万〜3万円を目指すための課題と伸ばし方」
「まずは1件、仕事を取れるところまで」を具体的にイメージしたい方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。
この実践レポートで分かることと「2か月で案件獲得」のリアルなライン
副業未経験×2か月という前提をはっきりさせる
このレポートは、もともと副業経験がまったくなかった人が前提です。
ライターとしての実績もゼロからのスタートです。
タイピングは普通にできる。
ネット検索も日常的に使っている。
ただし「お金をもらう文章」を書いたことはない。
そんな状態から、ChatGPTを使いながら、2か月で最初のライティング案件を受注するまでの流れをまとめています。
ここでいう「2か月」は、毎日フルタイムで副業に使った期間ではありません。
本業や家事の合間に、
1日あたり30分〜2時間ほどを細切れに積み重ねたイメージです。
目標は「高収入」ではなく「初案件+小さな収入」
この実践レポートのゴールは、最初から高収入を目指すことではありません。
目標はシンプルに二つです。
1つ目は、「クラウドソーシングでライティング案件を実際に受注すること」です。
2つ目は、「小さくても自分の力で報酬を得る経験をすること」です。
金額としては、最初の2か月でいきなり月10万円には届きません。
現実的には、数千円〜1万円前後の世界です。
ただし、この「最初の数千円」がとても大事です。
未経験からでも案件が取れるのか。
ChatGPTをどう使えば、実務レベルの文章まで持っていけるのか。
その感覚をつかむことを重視しています。
「うまくいきすぎた話」ではなく、現実ラインの記録として読む
この記事は、派手な成功談ではありません。
- 応募しても落ちた案件があること
- 思ったより時間がかかった作業があること
- ChatGPTに頼りすぎて失敗しかけた場面があること
こうした部分も含めて、できるだけそのまま書いていきます。
そのうえで、
「2か月あれば、このくらいまでは現実的に狙える」
「このペースだと、ここで頭打ちになりやすい」
といったラインが見えるように構成しています。
ChatGPTを使えば、作業そのものはたしかに楽になります。
ただし、「考えることゼロ」で簡単に稼げるわけではありません。
このレポートを読みながら、
- 自分の今のスキルや生活リズム
- 副業に使える時間
- めざしたい月収のイメージ
を重ねてみてください。
「2か月で案件獲得」は、条件がそろえば十分に可能なラインです。
一方で、「何もしなくても勝手にそうなる」ものではありません。
その間にやった準備、練習、応募の数、つまずきポイントまで、
できるだけ具体的に追いかけていきます。
スタート時点のプロフィールと前提条件(スキル・時間・環境)

副業を始めたときの基本プロフィール
今回ご紹介する方の副業を始めたときの状況は、次のようなものでした。
- 年齢:30代後半
- 性別:会社員としてフルタイム勤務
- 家族構成:配偶者と子ども1人
本業は事務系の仕事でした。
日中はほぼ会社にいて、在宅勤務は月に数回あるくらいの環境です。
文章を書く仕事に関わったことはありませんでした。
企画職でも編集職でもありません。
「ごく普通の会社員」が出発点でした。
ライティング経験とパソコンスキルのレベル
ライティング経験は、ほぼゼロに近い状態でした。
- 社内でたまに簡単な報告書を書く
- メールで状況説明をまとめる
この程度の文章しか書いたことがありません。
ブログ運営の経験もありませんでした。
WordPressも触ったことはありません。
パソコンスキルは、「仕事で困らない程度」です。
- ブラインドタッチは一応できる
- WordやExcelは、基本的な操作なら問題ない
- ネット検索は普段から使っている
ただし、
- 画像編集ソフトは使えない
- HTMLやCSSは分からない
というレベル感です。
「ITに弱すぎるわけではないが、特別に得意でもない」というスタートラインでした。
1日に副業に使えた時間
副業に使えた時間は、多くはありませんでした。
平日は、次のようなイメージです。
- 朝:出勤前に使えるのは10〜15分程度
- 夜:帰宅後〜家事と夕食後で、まとまった時間は1〜1.5時間程度
実際に「集中して作業できた時間」は、平日1日あたり30分〜1時間ほどでした。
休日は、家の予定や家族との時間を優先しつつ、
- どこかで1〜2時間を副業時間にあてる
という使い方です。
2か月間を通して、
平均すると「週に5〜8時間前後」が副業に使えた時間でした。
毎日2〜3時間使える人に比べると、かなり少ないほうです。
そのため、「時間をどう配分するか」が重要な前提条件になりました。
使っていたPC・ネット環境とChatGPTプラン
使っていた環境は、次のようなシンプルなものです。
- ノートパソコン(Windows、5年以内に購入した一般的な機種)
- 自宅のWi-Fi(光回線)
- スマホはサブ的に使用(外出時の確認用)
特別なツールや高価なソフトは使っていません。
ChatGPTは、最初の1〜2週は無料プランから始めました。
使い方に慣れてきた段階で、有料プラン(ChatGPT Plus)に切り替えました。
理由は、
- 応答速度が速いこと
- 長めの文章を扱いやすいこと
- 作業効率が上がると感じたこと
この3点です。
ただし、「無料プランでは絶対に案件が取れない」というわけではありません。
無料プランでも、
- 構成案の作成
- 短めの下書き生成
- プロフィール文や提案文のたたき台づくり
といった用途なら十分に使えます。
このように、
- 副業経験ゼロ
- ライティング実務経験ほぼゼロ
- 使える時間は週5〜8時間ほど
という、特別に恵まれているとは言えない条件からのスタートでした。
次のパートでは、この前提条件のもとで、
「なぜ他の副業ではなく、ChatGPT×ライティングを選んだのか」
という副業スタイルの選び方を整理していきます。
なぜ「ChatGPT×ライティング副業」を選んだのか|他候補との比較
最初に候補に上がった副業の選択肢
副業を考え始めたとき、最初に候補に上がったのは次のようなものです。
- ブログ運営(自分のサイトで記事を書いて広告収入を狙う)
- noteや電子書籍などのコンテンツ販売
- 画像生成やデザイン系の副業
- ChatGPTを使った資料作成・事務サポート
- 副業スクールに通ってスキルを学ぶ
- クラウドソーシングでのライティング案件
どれも「ChatGPTと組み合わせられそう」には見えました。
ただ、時間とお金に限りがある中で、すべてに手を出すことはできません。
そこで、「どれなら2か月で実際に報酬まで到達できそうか」という視点で絞り込みました。
ブログ・コンテンツ販売・スクールを見送った理由
まず、ブログ運営とコンテンツ販売は「今回は後回し」にしました。
理由はシンプルです。
結果が出るまでの時間が長そうだと感じたからです。
ブログの場合は、
- サイトの立ち上げ
- 記事を複数本書く
- 検索エンジンに評価されるまで待つ
という流れが必要になります。
ここまで進んでも、収益ゼロが続く可能性があります。
noteや電子書籍も同じです。
コンテンツを作るだけでは足りず、
- 買ってもらうための導線づくり
- SNSでの発信
- 実績や専門性の見せ方
といった要素が必要になります。
「長期的にはやってみたい」と思いつつも、
「2か月で初報酬」という目的には遠いと判断しました。
副業スクールも検討しましたが、これも見送りました。
- 数万円〜数十万円の受講料
- 受講期間中は「学ぶだけ」で終わる可能性
- スクール選び自体の難しさ
これらを考えると、
まずはお金をかけずに、自分一人でできる範囲から試したいという気持ちが強くなりました。
画像生成系の副業も興味はありましたが、
- デザインの基礎知識がほとんどない
- ツールを一から覚える必要がある
という点がネックでした。
「本業と平行しながら2か月で形にする」にはハードルが高いと感じました。
「ライティング×ChatGPT」を選んだ決め手
最終的に残ったのが、「ライティング案件+ChatGPTサポート」という組み合わせでした。
このスタイルを選んだ主な理由は、次の4つです。
1つ目。
初期費用がほぼかからないことです。
パソコンとネット環境さえあれば始められます。
有料ツールに課金しなくても、無料〜低額の範囲で十分に試せると感じました。
2つ目。
ChatGPTとの相性が良いことです。
- 記事の構成案を出す
- 見出しごとのたたき台を書く
- 言い回しを整える
こうした作業は、ChatGPTが得意とする領域です。
自分ひとりでゼロから文章を組み立てるよりも、
「出てきた案を自分の頭でチェックして直す」方がハードルが低いと感じました。
3つ目。
細切れ時間で進めやすいことです。
- 構成を考える日は30分だけ
- 下書きを整える日は1時間だけ
- 翌日に最終チェックだけ
というふうに、工程を分けて作業できます。
1日2〜3時間が連続で取れなくても、少しずつ進められます。
4つ目。
将来の応用先が多いことです。
ライティングの経験は、
- ブログ運営
- メルマガやLINE配信文
- 商品説明文
- マニュアルや資料作成
など、他の分野にも広げやすいスキルです。
「2か月やって終わり」ではなく、長く使える基礎になりそうだと感じました。
クラウドソーシングを入り口にした理由
「ライティングをやる」と決めたあと、入口をどうするかも考えました。
- 自分のブログを立ち上げる
- 直接営業をしてみる
- SNSでお仕事募集をしてみる
いろいろなパターンがあります。
その中で、まずはクラウドソーシングをメインの入り口にすることにしました。
理由は次の通りです。
- 未経験OKの案件が一定数ある
- 単価は低くても「まずは1件受けてみる」にはちょうど良い
- 依頼内容や文字数、納期があらかじめ明確になっている
特に、「依頼内容が文章で整理されていること」は大きなメリットでした。
何を書けばいいかが最初からある程度決まっているので、
ChatGPTに渡す指示もセットで考えやすくなります。
もちろん、クラウドソーシングにはデメリットもあります。
- 全体的に単価が低めになりがち
- 応募数が多く、落ちることも多い
- 手数料がかかる
それでも、
「副業未経験が2か月で初案件を取りにいく」という目的には、入口として現実的だと判断しました。
このように、
- ブログやコンテンツ販売は「育つまで時間がかかる」
- スクールや高額ツールは「初期コストが重い」
- 画像系は「スキルのハードルが高い」
といった理由から、
今回は「クラウドソーシングでのライティング案件+ChatGPTサポート」に絞りました。
次のパートでは、実際にその選択をしたあと、
0〜2週目の「ChatGPT練習」と「サンプル記事づくり」でどんな準備をしたのかを、具体的なステップに分けてお伝えします。
0〜2週目|ChatGPT練習とサンプル記事づくりで「土台」をつくる

1週目|まずはChatGPTに「文章を書かせてみる」練習期間
副業を始めた最初の1週目は、案件には一切応募しませんでした。
やったことは、ChatGPTに文章を書かせてみる「練習」だけです。
最初に決めたテーマは、身近なものにしました。
たとえば、
- 仕事でよく聞く用語の解説
- 自分の趣味に関する入門記事
- 日常のちょっとした工夫
このような内容です。
いきなり専門的なテーマにすると、自分も内容がよく分からず、チェックが難しくなります。
まずは「自分が読んで理解できるテーマ」だけを使いました。
具体的な流れは、シンプルに3ステップです。
- タイトルとターゲットを伝える
- 見出し構成を出してもらう
- 各見出しの本文のたたき台を書いてもらう
この時点では「きれいな文章」にこだわりませんでした。
目的は、
- ChatGPTがどんな構成を出すか
- どのくらいのボリュームになるか
- 説明のクセはどんな感じか
をつかむことです。
1日あたりの作業時間は30〜60分ほどです。
1回の練習で、1記事分の構成とざっくりした本文まで出してもらうイメージでした。
1週目の後半|リライト練習で「人間の手を入れる感覚」をつかむ
1週目の後半は、ChatGPTの文章を自分で直す練習をしました。
やったことは、とても単純です。
- ChatGPTが書いた本文をコピーする
- 自分で読みながら、「気になるところ」に線を引く
- 表現を短くしたり、言い回しを変えたりする
特に意識したポイントは次の通りです。
- 一文を短くする
- 同じ言い回しが続くところを変える
- 「難しい言葉」を自分が知っている言葉に置き換える
リライト練習をすると、
「そのままでは納品できない」
という感覚がはっきりしてきます。
同時に、
「この部分はChatGPTのままで問題なさそう」
という箇所も見えてきます。
どこまでAIに任せて、どこから自分で直すか。
この「境界線」を体で覚えるイメージです。
2週目|サンプル記事用のテーマを3本決める
2週目に入ったタイミングで、「サンプル記事」をつくることにしました。
クラウドソーシングに登録したあと、ポートフォリオとして見せるための記事です。
最初に、テーマを3つ決めました。
- 自分が比較的詳しいジャンル
- 初心者向けに説明しやすい内容
- 案件でよく見かけるテーマに近いもの
たとえば、
- 仕事で使っているツールの入門解説
- ライフハック系(時間管理・家事の工夫など)
- 自分の趣味や経験をいかした解説
このようなものです。
ここでも、ChatGPTにまず構成案を出してもらいます。
出てきた構成は、そのまま使うのではなく、
- 見出しの順番を少し入れ替える
- 自分の体験を入れられそうな見出しを足す
- 不要だと思う見出しを削る
といった手直しをしました。
2週目後半|1本ずつ「完成形」に近い記事を仕上げる
2週目の後半では、3本のうち2本を「完成に近い状態」まで持っていきました。
流れは次のような形です。
- ChatGPTに各見出しの本文を書いてもらう
- 自分の体験や具体例を、見出しごとに追記する
- 不自然な言い回しやくどい表現を削る
- 全体の流れを読み直し、タイトルとまとめを整える
ここで意識したのは、
「AIの文章」ではなく「自分の文章+AIのサポート」にすることです。
たとえば、
- 自分の失敗談を1つだけ入れる
- 実際に使っているサービス名やツール名を出す
- 「私は〜でした」という一文を入れる
このような工夫をすると、少しずつ「自分の文章」に近づいていきます。
2週目が終わる頃には、
- サンプル記事:2本
- 途中まで書いた記事:1本
という状態になりました。
この3本が、のちほどクラウドソーシングでの「実績代わり」になります。
準備期間を2週間取ったことで得られたもの
準備期間を2週間取ったメリットは、大きく3つありました。
1つ目は、ChatGPTとの距離感がつかめたことです。
どのくらい指示を細かくすればいいか。
どこまで任せると不自然になるか。
感覚的に分かるようになりました。
2つ目は、「まったくのゼロ」ではなくなったことです。
応募時に、
- 実際に自分が書いた記事のURL
- テキストファイルとしてのサンプル
を提示できるようになりました。
これは、実績ゼロの不安をかなり和らげてくれました。
3つ目は、「とりあえず応募してみよう」と思える自信が少しついたことです。
いきなり案件ページを見ても、
「自分にできるのか分からない」
という状態だと、応募ボタンを押せません。
先に練習しておくことで、
「このレベルの記事なら、時間をかければ書けそう」
という感覚が持てるようになりました。
この0〜2週目の「土台づくり」があったからこそ、
3週目以降のクラウドソーシング準備と応募にスムーズに進めたと感じています。
次のパートでは、
実際にクラウドソーシングに登録し、プロフィールや提案文を整えていったステップをお伝えします。
3〜4週目|クラウドソーシング準備|プロフィール・提案文・実績の見せ方
3週目の最初に決めたこと|「サイトはまず1つに絞る」
3週目に入ってすぐに決めたことがあります。
クラウドソーシングサイトは、とりあえず1つに絞るという方針です。
理由はシンプルです。
いくつも登録すると、
- プロフィールを量産する
- メッセージ画面を何か所も確認する
といった管理の手間が一気に増えるからです。
まずは、
「ライティング案件が多い」「初心者OK案件がある」
という条件で1つを選びました。
登録自体は、基本情報の入力で終わります。
この段階では、
- 本名かニックネームか
- 顔写真か、イラストアイコンか
といった細かい部分で悩みました。
最終的には、
- ニックネーム
- シンプルなアイコン画像
という組み合わせにしました。
最初から完璧を目指さず、「あとで変えてもいい」と割り切りました。
ChatGPTでプロフィール文のたたき台を作る
次に取り組んだのが、プロフィール文です。
ここではChatGPTをフル活用しました。
最初に、ChatGPTに次のような情報を渡しました。
- 年齢層と本業の内容
- これまでの仕事でやってきたこと
- 得意なジャンルや興味のある分野
- 副業で大事にしたいこと(丁寧さ、納期厳守など)
これを箇条書きで整理して、「クラウドソーシング用の自己紹介文案を作ってください」と依頼しました。
出てきた文章は、そのまま使うと少し「盛りすぎ」な印象でした。
そこで、次のように手を入れていきました。
- 実際にやったことだけを残す
- 大きすぎる表現(例:「圧倒的な〜」)は削る
- 一文を短く区切り、読みやすくする
結果として、プロフィール文は次のような構成になりました。
- 冒頭:簡単な自己紹介(本業と副業への意欲)
- 中盤:得意なジャンルと、できる作業内容
- 終盤:納期やコミュニケーションで意識していること
ここで意識したのは、「信頼できそうかどうか」です。
派手さよりも、落ち着いた印象を優先しました。
提案文テンプレをChatGPTと一緒に整える
プロフィール文の次は、提案文(応募メッセージ)の準備です。
案件ごとにゼロから書くのは大変なので、ベースになるテンプレートを作りました。
まず、ChatGPTに次の内容を伝えました。
- ライティング案件に応募したいこと
- 自分の経験レベル(未経験であることも含めて)
- 相手に不安を与えない表現にしたいこと
そのうえで、「クラウドソーシングで使う提案文の例文を作ってください」と依頼しました。
出てきた案をもとに、構成を次の形に固定しました。
- 挨拶と、依頼文を読んだことへの一言
- 依頼内容をどう理解したかの簡単な要約
- 自分ができることと、関連しそうな経験
- 納期や作業時間の目安
- 最後の一言(メッセージのやりとりを歓迎する旨)
この骨組みはすべての案件で共通です。
案件ごとに変えるのは、
- 「依頼内容の理解」部分
- 「その案件との相性が良さそうな経験」部分
の2か所だけにしました。
テンプレートを1つ決めておくと、応募のたびに迷う時間が減ります。
ChatGPTには、
- 依頼文を貼り付けて要点を整理してもらう
- それをもとに、②と③の文を一緒に考えてもらう
という使い方をしました。
最終的なチェックでは、
- 敬語が不自然になっていないか
- 長すぎる一文がないか
を自分の目で確認しました。
実績ゼロでも見せられる「擬似ポートフォリオ」の作り方
次の課題は、「実績ゼロをどう補うか」です。
そこで活用したのが、2週目までに作ったサンプル記事です。
これを擬似ポートフォリオとして使いました。
まず、サンプル記事をオンラインで見られる形にしました。
- 無料ブログサービス
- クラウドストレージ(Googleドキュメントなど)
こうした場所に、記事を1本ずつ公開または共有設定しました。
URLを発行しておくことで、提案文の中にリンクを貼れるようにしました。
次に、各サンプル記事の情報を整理しました。
- タイトル
- 想定読者
- 文字数
- 書いた目的(練習・ポートフォリオ用など)
これを短い説明文にまとめる作業は、ChatGPTにも手伝ってもらいました。
案件に応募するときは、提案文の中で次のように伝えました。
- 練習として書いた記事だが、文章の雰囲気を見てもらえること
- 指示に沿って構成から書いたものがあること
- 読者目線を意識して書いたつもりであること
「実績ゼロであること」は隠さずに書きました。
そのうえで、「代わりに読んでほしいもの」を具体的に提示する形にしたイメージです。
4週目の終わりに整った「応募前チェックリスト」
4週目が終わる頃、応募前の準備は次の状態まで整いました。
- クラウドソーシングのアカウント開設が完了している
- プロフィール文がひとまず埋まっている
- アイコン画像が設定されている
- 提案文のテンプレートが1つ決まっている
- サンプル記事が2〜3本あり、リンクを共有できる状態になっている
この状態までくると、
「応募ボタンを押してもいいかな」と思えるようになりました。
準備に時間をかけすぎると、いつまでも応募できません。
一方で、準備がなさすぎると、応募しても通りにくくなります。
3〜4週目は、
- 最低限の信頼感を出すための準備
- 応募のたびに悩む時間を減らすための仕組みづくり
に使った2週間でした。
次のパートでは、
5〜8週目に実際にどのように応募し、
何件落ちて、どのタイミングで初案件が決まったのか。
そのプロセスと数字感を具体的にお伝えします。
5〜8週目|応募〜初案件獲得までのプロセスと応募数の現実
応募を始めた直後に感じたこと
5週目の前半で、ようやく「応募を始める」と決めました。
プロフィールもサンプル記事も、完璧ではありません。
それでも、「ここから先はやりながら整えるしかない」と割り切りました。
最初の数日は、クラウドソーシングの案件一覧を見る時間が中心でした。
どんなジャンルが多いのか。
未経験OKの案件がどのくらいあるのか。
文字単価や納期の目安はどれくらいか。
こうした情報をざっとつかんでから、応募する案件を選び始めました。
5〜6週目|応募数と「ほとんど返事が来ない」現実
5〜6週目の2週間で応募した案件は、ざっくり10件前後でした。
応募したのは、次のような条件の案件です。
- 未経験OK、初心者歓迎と書かれている
- 文字単価は0.5円前後
- 1記事あたり2,000〜3,000文字程度
- 納期が極端に短すぎないもの
提案文は、事前に作っておいたテンプレートをベースにしました。
案件ごとに、
- 依頼内容をどう理解したか
- 自分の経験の中で近いもの
この2点だけを差し替えて使いました。
結果として、この10件の応募で返事が来たのは3件ほどでした。
- 1件は「今回は見送り」のお断りメッセージ
- 1件は「追加の質問」のメッセージ
- 1件は「テストライティングの依頼」
残りは、メッセージが来ないまま募集終了になりました。
この時点での感覚は、かなりはっきりしていました。
「応募すればすぐ決まる」わけではないということです。
「10件応募して3件返事が来れば良いほう」。
これくらいを現実ラインとして受け止める必要があると感じました。
初案件につながったテストライティングの流れ
初案件のきっかけになったのは、5〜6週目の応募の中で返ってきたテストライティングです。
依頼内容は、
- 指定ジャンルの記事を1本執筆
- 文字数は2,000文字前後
- テストの報酬は少額(数百円程度)
という条件でした。
まず、クライアントから送られてきた指示文を、ChatGPTに読み込ませました。
そのうえで、
- 想定読者
- 記事の目的
- 含めてほしい項目
を整理してもらいました。
作業の流れは次の通りです。
- ChatGPTに見出し構成の案を出してもらう
- 自分で見出しを微調整する
- 各見出しごとに、ChatGPTでたたき台を書いてもらう
- 自分の言葉で言い回しを修正し、具体例を足す
- 全体を通して読み直し、トーンと誤字をチェックする
作業時間は、トータルで約3時間ほどかかりました。
「テストなのでサッと書いてしまう」というより、
「初めてクライアントに見せる文章」として丁寧めに仕上げたイメージです。
提出から2日ほどして、「正式に継続案件としてお願いしたい」という返信が届きました。
これが、初案件の受注となったタイミングです。
7〜8週目|応募を続けながら、1件目の案件をこなす
初案件が決まったのは、7週目の頭でした。
そのタイミングから、状況が少し変わりました。
- 継続案件として、月に数本の記事依頼が来る
- 並行して、新しい案件にも少しずつ応募を続ける
という二本立ての動き方になりました。
7〜8週目の2週間で追加で応募した案件は、合計で5〜7件程度です。
初案件の作業時間もあったため、応募数はやや控えめになりました。
この期間の応募で、
- 新たに2件のテストライティング
- そのうち1件が、短めの単発案件として受注
という結果になりました。
これで、2か月目の終わりには、
- 継続案件:1件
- 単発案件:1〜2件
という状態になりました。
応募数・返信率・受注率をざっくり数字で振り返る
2か月の中で、「応募〜初案件獲得」の流れを数字でまとめると、次のようになります。
- 応募した案件数:おおよそ15〜20件
- 返信が来た案件:5〜6件前後
- テストライティングまで進んだ案件:2〜3件
- 実際に受注につながった案件:2件(うち1件が継続)
ざっくりとした返信率は3割前後。
受注率は1割〜2割程度という感覚です。
もちろん、ジャンルや提案内容によって変わります。
ただ、「10件応募して、1〜2件仕事になれば上出来」というくらいのイメージを持っておくと、精神的に楽になります。
大事だったのは、
- 落ちても「プロフィールや提案文の見直し」に活かすこと
- 返信が来た案件の指示文を、今後の参考としてストックしておくこと
この2点でした。
2か月で初案件を取ること自体は、決して不可能なハードルではありません。
ただし、その裏には、
- 十数件の応募
- 返事が来ない案件への割り切り
- テストライティングにかける時間
といった「見えにくい試行回数」があります。
次のパートでは、初案件で実際にどんな作業を行い、どこでつまずきかけたのか。
そして、評価につながったポイントがどこだったのかを、もう少し踏み込んで整理していきます。
初案件でやったこと・つまずいたこと・評価につながったポイント
初案件の条件|文字数・単価・納期のイメージ
初案件の内容は、ごく一般的なブログ記事でした。
- ジャンル:日常の悩み系の解説記事
- 文字数:1記事あたり約2,500〜3,000文字
- 文字単価:約0.5円
- 報酬:1記事あたり1,200〜1,500円前後
- 納期:依頼から3〜4日以内
決して高単価ではありません。
それでも「副業未経験で最初に受ける案件」としては、現実的な条件だと感じました。
クライアントからは、次のような指示がありました。
- 想定読者は20〜40代の一般ユーザー
- 優しいトーンで、専門用語はかみ砕いて説明する
- 指定キーワードを、見出しと本文に自然に入れる
- 語尾は「です・ます」で統一する
この「トーン」と「キーワード」が、後でつまずきポイントにもなりました。
ChatGPTとの役割分担|どこまでAIに任せたか
この案件では、最初からChatGPTに丸投げはしないと決めていました。
役割分担は、ざっくり次のようにしました。
- ChatGPTの担当
- 見出し構成のたたき台を出す
- 各見出しごとの下書きを作る
- 言い回しの候補を複数パターン出す
- 自分の担当
- 指示文の読み込みと、記事の方向性の判断
- 構成案の修正と、見出しの優先順位づけ
- 下書きへの体験談の追加
- 最終チェックと、キーワードの入り方の調整
イメージとしては、
「7〜8割をChatGPTに書かせて、最後の2〜3割を自分で整える」
という形です。
特に意識したのは、
- 自分の体験を1〜2か所入れること
- 具体例を「自分の言葉」で書くこと
この2点です。
ここを人間側で担当するだけでも、AI丸出しの文章にはなりにくくなりました。
実際の作業フローと時間配分
初案件での1記事あたりの作業フローは、次の通りです。
- 指示文を読む(20〜30分)
- ChatGPTに構成案を出してもらう(10〜15分)
- 構成案を自分で修正する(20〜30分)
- 下書きをChatGPTに出してもらう(30〜40分)
- 自分でリライト・追記する(60〜90分)
- 全体の見直し・誤字チェック(20〜30分)
トータルで、1記事あたり約3時間前後かかりました。
初めての納品ということもあり、普段より慎重になっていたと思います。
慣れてからは、同じボリュームを2時間弱まで短縮できました。
ChatGPTを使うことで、
- 白紙から書き始める時間
- 見出しや構成に悩む時間
はかなり減りました。
一方で、
- 内容のチェック
- 日本語の自然さの調整
には、思った以上に時間を使いました。
つまずきかけたポイントと、そのときの対処
初案件では、「危なかった」と感じる場面がいくつかありました。
1つ目は、キーワードの入れ忘れです。
指示には、「このキーワードを見出しと本文に入れてください」とありました。
しかし、最初の下書きでは、見出しの一つにキーワードが入っていませんでした。
対処として、
- 記事完成前に「キーワードが何回入っているか」をチェック
- ChatGPTにも「このキーワードが抜けていないか確認して」と頼む
という二重チェックを入れました。
2つ目は、トーンのブレです。
ChatGPTのままにしておくと、
ところどころで「少し硬すぎる表現」や「先生口調」が混ざってしまいました。
たとえば、
- 「〜であると考えられます」
- 「読者の皆様は〜でしょう」
といった表現です。
ここは自分で読み直し、
- 「〜だと思います」
- 「〜ではないでしょうか」
のような、柔らかめの言い回しに差し替えました。
3つ目は、納期ギリギリになりかけたことです。
「3〜4日あるから大丈夫」と思い、
最初の2日間は構成やリサーチに時間を使いすぎました。
その結果、最後の1日半に、
- 下書きの作成
- リライト
- 最終チェック
を一気にやることになり、かなり焦りました。
この経験から、次の案件では、
- 初日に構成と下書きの7〜8割まで進める
- 残りの日は「寝かせてから読み直す時間」に使う
というルールに切り替えました。
評価につながったと感じたポイント
初案件の納品後、クライアントからは、
- 「丁寧に書いてもらえて助かりました」
- 「指示の意図を理解しようとしてくれたのが伝わりました」
といったコメントをもらえました。
高評価につながったと感じた点は、次の3つです。
1つ目。
指示文を何度も読み返したことです。
あいまいな部分があれば、ChatGPTに「依頼内容を要約して」と頼み、
自分の理解とズレがないかを確認しました。
2つ目。
途中で一度、質問メッセージを送ったことです。
- どのレベルの専門用語まで使って良いか
- 参考にしてほしいサイトがあるか
この2点を丁寧に聞きました。
この「一度相談する姿勢」が、信頼にもつながったように感じます。
3つ目。
納品後のメッセージを丁寧に書いたことです。
- 今回意識したポイント
- 次回以降、もっと改善できそうだと思った点
を一言ずつ添えました。
これに対して、「真面目に取り組んでくれている」と評価してもらえました。
文字単価は決して高くありません。
それでも、
- 指示をしっかり読み込む
- ChatGPTに任せすぎない
- コミュニケーションを丁寧にする
この3つを意識するだけで、「未経験でも次の依頼につながる」という感触を得られました。
次のパートでは、この初案件をこなしながら、
2か月の終わりにかけて「全体としてどのくらい稼げたか」「どこで頭打ちを感じたか」をまとめていきます。
2か月の振り返りと今後の伸ばし方|月1万→3万を目指すために見えた課題

2か月で得られた収入・時給感覚・できるようになったこと
まずは、2か月の結果をかんたんに整理します。
2か月目の終わり時点での「副業収入の合計」は、数千円〜1万円前後でした。
高収入とは言えません。
ただ、「0を1にした」という意味では、大きな一歩でした。
作業時間は、1週間あたり5〜8時間ほどでした。
2か月トータルでは、約40〜60時間くらいです。
ざっくり時給にすると、時給500〜800円前後のイメージです。
アルバイトと比べれば安い数字です。
しかし「今後の伸びしろ込みの投資時間」と考えると、納得できる部分もありました。
2か月でできるようになったことは、次のような内容です。
- ChatGPTに「構成案」と「下書き」を上手に出してもらうこと
- 指示文を読んで、記事の方向性を自分なりに整理すること
- 2,000〜3,000文字の記事を、期限内に仕上げて納品すること
- クラウドソーシングで、プロフィールと提案文を整えた状態で応募すること
まだ「プロライター」とは言えません。
それでも、「報酬が発生する仕事」を2〜3本こなしたことで、
「自分でもやっていけそうだ」という感覚はつかめました。
このままのやり方で見えた「頭打ちポイント」
一方で、「このまま同じやり方を続けると、すぐに限界が来る」とも感じました。
その理由は、大きく3つあります。
1つ目は、時間あたりの単価が低いままになりやすいことです。
文字単価0.5円前後の案件をメインにしていると、
1記事3,000文字を書いても、報酬は1,500円程度です。
1記事あたり2〜3時間かかると、時給は500〜700円前後にとどまります。
本業のあとに長時間をねん出するのはむずかしいため、
「作業時間を増やして収入を上げる」という伸ばし方には限界があります。
2つ目は、いつまでも「なんでも屋ライター」のままになってしまうことです。
ジャンルを絞らず、「初心者OK」の案件だけを追いかけていると、
似たようなレベルのライターがたくさんいる中での競争になります。
その結果、
- 単価が上がりにくい
- 長期の継続案件が取りづらい
という状態が続きやすくなります。
3つ目は、ChatGPTの使い方が「便利な道具」にとどまっていることです。
構成出しや下書きの補助としては十分に役立ちます。
ただ、「ChatGPTをどう使えばクライアントの成果が上がるか」までは踏み込めていませんでした。
このままでは、
- 「AIが使える人」ではなく
- 「AIを少しだけ使っている普通のライター」
というポジションにとどまります。
そこから上に行くのは、簡単ではないと感じました。
月1万円→3万円を目指すために必要なテコ入れ
2か月やってみて、「月3万円くらいまで伸ばすには、何が必要か」も見えてきました。
大事だと感じたポイントは、次の3つです。
1つ目。
単価のベースを少しずつ上げていくことです。
- 文字単価0.5円 → 0.8円
- 1記事1,500円 → 3,000円
このくらいのラインまで上げられると、同じ作業時間でも収入が2倍近く変わってきます。
そのためには、
- 実績として見せられる記事を増やす
- クライアントからの評価コメントをためる
- 納期やコミュニケーションの信頼を積み重ねる
といった「地味な積み上げ」が避けて通れません。
2つ目。
ジャンルをある程度絞って、「このテーマなら任せやすい人」になることです。
たとえば、
- お金や仕事に関する入門記事
- 生活の工夫や子育てに関する記事
- Webサービスやアプリの使い方記事
こうした中から、「書きやすくて興味も持てるジャンル」を1〜2つ選びます。
そのうえで、
- そのジャンルの案件を優先的に応募する
- サンプル記事もそのジャンルで増やす
という動きを続けます。
時間はかかりますが、「〇〇系の記事なら書き慣れています」と言える状態を目指します。
3つ目。
ChatGPTの使い方を「早く書くため」から「質と価値を上げるため」に広げることです。
具体的には、
- 記事の構成案を複数パターン出してもらい、ベストな型を選ぶ
- 読者の悩みリストを先に洗い出してもらう
- 比較表やチェックリストの案を作ってもらう
といった使い方です。
これにより、
- 読者にとって分かりやすい記事になる
- クライアントにとって「ただの文章」以上の価値が出る
という状態を目指せます。
こうしたテコ入れを少しずつ重ねれば、
- 月に5〜8本の案件
- 1本あたり3,000〜5,000円
といったラインも、現実的な視野に入ってきます。
これから始める人への「中長期イメージ」と次の一歩
最後に、「これから始める人が、どんなイメージで進めると良さそうか」をまとめます。
2か月時点では、
- 収入:数千円〜1万円前後
- 案件数:継続1件+単発1〜2件
- スキル:ChatGPTを使ったライティングの基礎
このあたりが、現実的なラインだと感じました。
ここから先、月3万円を目指すには、
- 単価を少しずつ上げる
- ジャンルを絞る
- ChatGPTの使い方を「量産」から「価値アップ」にシフトする
という3つの軸で、半年〜1年単位で見ていく必要があります。
いきなり大きく伸ばそうとすると、プレッシャーが強くなります。
まずは、
- 今月は「提案文のテンプレを整える」
- 来月は「サンプル記事をもう1本増やす」
- 再来月は「文字単価0.8円以上の案件に1件応募してみる」
といった「小さな一歩」を積み重ねるイメージがおすすめです。
2か月取り組んでみて感じたのは、
ChatGPT×ライティング副業は、派手さはないが、着実に積み上げていける道だということです。
準備に2週間。
応募と試行錯誤に4週間。
初案件の納品と振り返りに2週間。
この流れを一度経験しておくと、
次に挑戦するときの「土台」と「目安」が手に入ります。
この記事全体が、これからChatGPT×ライティング副業を始める方の
「2か月後のリアルな着地点」と
「その先に伸ばしていくためのヒント」になることを願っています。

