ChatGPT副業で失敗した私が学んだ落とし穴と再起のステップ【体験談】
ChatGPTを使った副業に挑戦してみたものの、思ったように稼げなかった。
時間もお金も使ったのに成果が出ず、「自分には向いていないのかもしれない」と感じてしまう。
そんな経験をした人は、決して少なくありません。
私自身も、最初のChatGPT副業はうまくいきませんでした。
楽に稼げると期待しすぎたこと。
案件選びを間違えたこと。
ChatGPTに任せればどうにかなると考えていたこと。
いろいろな要因が重なって、「失敗した」と言える結果になりました。
ただ、振り返ってみると、失敗には必ず理由がありました。
その理由を言語化し、二度と同じパターンにハマらないよう仕組みを作り直すことで、「再スタート」の道が少しずつ見えてきました。
この記事では、ChatGPT副業で一度つまずいた私の失敗パターンと、そこから立て直すためにやったことを、できるだけ具体的にまとめています。
この記事で分かること
- ChatGPT副業で「失敗した」と感じる状態がどんなものだったか
- 実際にハマってしまった副業の落とし穴と、その背景にあった考え方
- 失敗後にまず行った「環境リセット」と「やらないことリスト」の作り方
- 自分の強みとChatGPTを組み合わせて、副業を再設計し直す手順
- 30日・60日・90日で何をしていくかという、再起のためのロードマップの考え方
一度失敗したからこそ見えた「危ないポイント」と「やり直しのステップ」を、これから始める人や、もう一度挑戦したい人のヒントとして使ってもらえたらうれしいです。
この体験記の前提と「ChatGPT副業で失敗した」と言える状態

どれくらいの期間チャレンジしていたのか
まずは、前提となる「チャレンジ期間」からお伝えします。
ChatGPT副業に本気で取り組んでいた期間は、おおよそ3か月です。
完全に毎日ではありませんが、週4〜5日は何かしらの作業をしていました。
平日は、仕事終わりの夜に30分〜1時間ほど。
休日は、1〜2時間を副業にあてることが多かったです。
「スキマ時間だけで、なんとなくやっていた」というレベルではありません。
自分の中では、「それなりに時間は使ってきた」という感覚がありました。
ただし、最初の1か月は準備と情報収集にかなり時間を使っています。
実際に案件を受け始めたのは、2か月目に入ってからでした。
このように、
短すぎる挑戦期間でもなく。
それでも「長年やり続けた」と言えるほどではない。
そんな中途半端な3か月間だったといえます。
どれくらいの収益だったのか
次に、いちばん気になる「お金」の部分です。
3か月間で実際に入ってきた金額は、合計で数千円レベルにとどまりました。
具体的には、5,000円前後です。
内訳としては、
- ライティング案件が数本
- 簡単な説明文や口コミ風テキストが数件
といった内容です。
1件あたりの単価は、数百円〜1,000円前後。
作業時間は、1記事あたり2〜3時間かかることもありました。
時給換算すると、500円にも満たない案件もあります。
自分でも、「これはさすがに効率が悪い」と感じるレベルでした。
一方で、最初に頭の中にあったイメージは違っていました。
「うまくいけば、3か月で月1〜3万円くらいはいけるかも」
そんな期待を、正直なところ持っていました。
そのギャップが、「失敗した」と感じる大きな理由になりました。
メンタル的に「失敗した」と感じた瞬間
最後に、「気持ち」の部分を整理しておきます。
数字だけを見れば、
「ゼロではないし、完全な失敗とは言えない」
そう考えることもできます。
しかし、実際の感覚は違いました。
- 本業後に時間をひねり出して作業したこと
- 休日に家族との時間を少し削って取り組んだこと
- ChatGPTの使い方を学ぶために、本や有料情報も少し購入したこと
こうした「投資したもの」と比べると、得られた金額はかなり小さく感じました。
さらに、案件の中には、
- 修正が何度も続いて終わりが見えないもの
- 納品後のフィードバックがほとんどないもの
もありました。
「頑張っても評価されていないのでは」
「自分は副業に向いていないのでは」
そう感じる日が増えていきました。
決定的だったのは、3か月目の途中で手が止まってしまったことです。
クラウドソーシングの画面を開いても、応募ボタンが押せなくなりました。
- また低単価の案件に時間を使うのか
- これ以上続けても、大きくは変わらないのではないか
そんな気持ちが先に立ってしまい、
「一度やめよう」
と自分の中で区切りをつけました。
このとき初めて、
「自分のChatGPT副業の最初のチャレンジは、いったん失敗だった」
と認めざるを得ませんでした。
このH2では、あえてきれいなまとめにはしていません。
- 期間は3か月前後
- 収益は数千円レベル
- 気持ちとしては「続けられなくなった」状態
こうした具体的な前提を共有することで、
「自分も似た状態かもしれない」
「あるいは、ここまでではない」
と、読者の方が自分の状況と比べやすくなるはずです。
次のパートでは、この状態に至るまでに、どんな落とし穴にハマっていったのかを具体的に振り返っていきます。
私が実際にハマったChatGPT副業の落とし穴
落とし穴①:AI丸投げ量産で「それっぽいだけの記事」を増やしてしまった
最初のころは、「ChatGPTがあれば記事は量産できる」と本気で思っていました。
とにかく数をこなせば、どこかで当たるだろうと考えていたからです。
実際には、次のような流れで失敗しました。
- テーマだけざっくり決める
- ChatGPTに「このテーマで2000文字の記事を書いて」と丸投げする
- 出てきた文章を軽く整えて、そのまま提出する
一見すると、日本語はきれいです。
文章の形も整っています。
しかし、クライアントからの反応は微妙でした。
- 「もう少し具体例を入れてください」
- 「どこかで読んだことがあるような内容に感じます」
- 「ターゲット読者と少しズレています」
こうしたフィードバックが続きました。
よく読むと、たしかに「一般論の集まり」になっていました。
自分の体験も、具体的な数字も、読者に刺さる一言も、ほとんど入っていません。
結果として、
- 修正依頼が増える
- 時間ばかりかかる
- 次の依頼につながらない
という悪循環になりました。
「AIに任せればなんとかなる」という考えが、最初の大きな落とし穴でした。
落とし穴②:「楽してすぐ稼げる」宣伝を真に受けて期待値がズレた
もう一つの落とし穴は、「楽して稼げる系」の情報を信じすぎたことです。
SNSやブログには、こんな言葉が並んでいました。
- 「ChatGPTのテンプレコピペだけで月◯万円」
- 「1日10分の作業で安定収入」
- 「初心者でも明日から稼げる」
最初は、「さすがに言いすぎだろう」と思っていました。
それでも、何度も目にすると、だんだん感覚が麻痺していきます。
「本当に運が良ければ、自分にも近いことが起きるかもしれない」
そんな期待が、心のどこかに生まれていました。
その結果、現実とのギャップが大きくなりました。
- 実際には、1記事仕上げるのに2〜3時間かかる
- 単価は数百円レベルからのスタート
- そもそも案件を取るまでにも時間がかかる
こうした現実を前にしたとき、
「聞いていた話と違う」と感じてしまったのです。
情報そのものよりも、「楽な部分だけ」を都合よく切り取っていた自分の甘さ。
ここも、はっきりとした落とし穴でした。
落とし穴③:低単価案件に張り付き続けて「時間だけが消えていく」
三つ目は、「低単価の案件から抜け出せなかったこと」です。
最初の実績が欲しい気持ちは強くありました。
そのため、単価よりも「受注できるかどうか」を優先していました。
具体的には、次のような条件の案件が中心でした。
- 1,500〜2,000文字で800円前後
- 商品紹介文300〜500文字で数百円
- 指示が細かいわりに、報酬はほとんど上がらない
ChatGPTを使っても、最初は時間がかかります。
リサーチ。
構成づくり。
下書きの修正。
これらを合わせると、1本あたり2〜3時間は普通にかかりました。
時給にすると300〜500円ほどです。
作業に慣れても、1時間あたり1,000円を大きく超えることはありませんでした。
それでも、「ここで実績を作れば、いつか単価を上げられるはず」と信じて続けました。
しかし、現実はそこまで甘くありません。
- 安い単価に慣れてしまう
- クライアント側も「この人はこの金額でやってくれる」と認識する
- 新しい案件を探す時間もない
こうして、「時間だけが消えていく」状態になっていました。
「ChatGPTがあるから楽」という感覚に頼りすぎて、
「時間単価」という視点を後回しにしていたこと。
これも、大きな反省点です。
落とし穴④:利用規約ギリギリの案件に違和感を覚えつつ関わりかけた
最後の落とし穴は、「規約ギリギリの案件」に手を出しかけたことです。
クラウドソーシングやSNSを見ていると、次のような募集を見かけます。
- 大量の口コミやレビュー投稿を依頼する案件
- 特定のサービスを褒めるコメントを、量産してほしいという案件
- 医療や投資に関する記事を、AIに丸投げで書かせてほしいという依頼
報酬は、比較的高めに設定されていることもあります。
「これを受ければ、一気に目標金額に近づけるかもしれない」
そう思った瞬間もありました。
しかし、よく考えると不自然な点が多い案件ばかりです。
- プラットフォームの利用規約で禁止されている可能性がある
- 読者やユーザーをだます形になる
- 事故が起きたときの責任があいまい
途中で違和感が強くなり、最終的には応募をやめました。
とはいえ、「一歩間違えれば関わっていたかもしれない」と感じます。
この経験から学んだのは、次の二つです。
- 「うますぎる条件」の案件ほど、一度立ち止まって調べること
- 規約や法律の話を、自分ごととして押さえておく必要があること
ChatGPTの力を使えば、「作ること」自体は簡単になります。
だからこそ、「何を作るのか」「誰にどう影響するのか」を考えないと、
知らないうちに危ない方向へ進んでしまいます。
ここまでが、私が実際にハマりかけた、あるいはハマってしまった落とし穴です。
次のパートでは、これらの失敗を「なぜそうなったのか」という視点で分解し、
マインド・案件選び・スキル不足という3つの軸から整理していきます。
なぜ失敗したのかを分解する|マインド・案件選び・スキル不足
楽観的な期待値が「現実とのギャップ」を生んでいた
最初に大きかったのは、「期待値の置き方」でした。
頭のどこかで、こう考えていました。
「ChatGPTがあるから、普通の副業よりは早く結果が出るはず」
「最初の数か月で月1〜3万円くらいなら、そこまで難しくないかもしれない」
SNSやブログで見かける成功例も、期待を押し上げる要因になりました。
- 「ChatGPTで一気に月◯万円」
- 「テンプレを回すだけで安定収入」
こうした情報を、自分でも再現できるかもしれないと感じていました。
しかし、現実は違いました。
- 案件を取るまでに時間がかかる
- 文章の質を安定させるのに試行錯誤が必要
- 本業との両立で、作業時間は限られている
「ChatGPTがあるから簡単」という前提で考えた分だけ、ギャップが大きくなりました。
結果として、同じ収益でも「思ったより少ない」と感じやすくなりました。
この楽観的な期待値が、「失敗した」という感覚を強めていた要因の一つです。
案件選びの基準があいまいで「低単価とグレー寄り」に寄っていた
二つ目は、案件選びの基準があいまいだったことです。
当時の自分は、次のような優先順位で案件を見ていました。
- 初心者歓迎かどうか
- とにかく受注できそうかどうか
- ChatGPTと相性が良さそうかどうか
一方で、次の視点は弱かったです。
- 時間単価がいくらになりそうか
- 内容が自分の考えとズレていないか
- プラットフォームや規約的に問題がないか
その結果、
- 低単価で修正の多い案件
- 作業量に比べて見合わない案件
- 口コミ投稿やグレー寄りの案件に近づきかける
といった状態になりました。
「とにかく仕事を取ること」を優先しすぎて、
「どんな仕事なら自分にとってプラスか」という視点が抜けていたのです。
案件の良し悪しを見抜く基準がないまま動いていたことも、失敗につながった原因でした。
ChatGPTの理解不足と「基礎スキルは要らない」という勘違い
三つ目は、ChatGPTと自分のスキルについての理解不足です。
心のどこかで、こう思っていました。
「文章のプロでなくても、ChatGPTがいれば何とかしてくれる」
「自分は構成や日本語にそこまで詳しくなくても大丈夫だろう」
しかし、実際に案件をこなしてみると、次の現実が見えてきます。
- 渡す指示(プロンプト)があいまいだと、内容もあいまいになる
- ターゲットや目的がぼんやりしていると、記事全体もぼんやりする
- 誤った情報や不自然な表現を、最後にチェックできるのは自分だけ
つまり、
ChatGPTは「基礎スキルを完全に代わりにやってくれる存在」ではありませんでした。
基礎スキルが弱いと、出てきた文章の良し悪しの判断も難しくなります。
- 読者目線で読めているか
- 論理が飛んでいないか
- 事実関係は正しいか
こうした部分は、人間の側に残り続けます。
「AIがあるから、自分のスキルはそこまで重要ではない」
この勘違いが、品質の低さや修正の多さにつながっていました。
原因を3つに分けて見たときの「原因マップ」
ここまでの内容を、ざっくり3つにまとめ直すと、次のような「原因マップ」になります。
1つ目の原因は、マインド(期待値の置き方)です。
- 「短期間で大きく稼げるはず」という期待
- 「ChatGPTがあるから、自分の負担は少なくて済む」という思い込み
2つ目の原因は、案件選びの基準です。
- 報酬よりも「受注しやすさ」優先
- 規約や倫理よりも「おいしそうな条件」に目が行く
- 自分に合う・合わないを考える前に応募してしまう
3つ目の原因は、スキルとChatGPT理解の不足です。
- プロンプト設計があいまいなまま使っていた
- 日本語や構成の基礎力を高める意識が薄かった
- AIの得意・不得意を把握しないまま丸投げしていた
この3つが重なった結果、
「時間をかけたわりに成果が小さい」
「気持ちが折れて続けられなくなる」
という状態になっていました。
大事なのは、ここで「自分にはセンスがない」と結論づけないことです。
- マインドの持ち方
- 案件選びの基準
- ChatGPTと自分の役割分担
この3つを修正すれば、同じ失敗を繰り返す可能性はぐっと下がります。
次のパートでは、実際に落ち込んだあと、
何を手放し、何から立て直していったのか。
「環境」と「メンタル」に対して取った具体的な行動を書いていきます。
落ち込んだあとにまずやったこと|環境とメンタルのリセット
失敗を認めるまでにあった「しばらく何もしない時間」
収益が伸びないことに気づいてからも、すぐに動き出せたわけではありません。
正直なところ、最初は画面を見る気力すらあまりありませんでした。
クラウドソーシングを開いても、案件一覧を眺めるだけ。
応募ボタンにカーソルを合わせても、クリックできない日が続きました。
「また同じように時間だけ使ってしまうのではないか」
「どうせまた数百円の案件に追われるだけではないか」
そんな気持ちが先に出てきてしまいました。
この時期は、あえて何も決めませんでした。
「やめる」とも「続ける」とも決めず、いったん静観する期間でした。
今振り返ると、この「何もしない時間」も必要だったと思います。
気持ちが疲れきった状態で無理に続けても、良い判断はできなかったはずです。
いったん距離を置くために「通知と情報の量」を減らした
次にやったのは、ChatGPT副業から少し距離を置くための環境づくりです。
まず、スマホの通知を見直しました。
クラウドソーシングアプリや、副業系SNSアカウントの通知をオフにしました。
「新着案件」や「誰かの成功報告」が、休んでいる間も流れ続けると、
焦りだけが増えていきます。
次に、SNSでフォローしていた情報発信者を整理しました。
- 明らかに煽りが強い発信
- 毎日のように「楽して稼げる」を強調する発信
- 実績よりも派手な言葉が目立つアカウント
こうしたアカウントは、ミュートやフォロー解除をしました。
完全に情報を断つのではなく、
「今の自分にとって、毒になりやすい情報」を減らす意識です。
環境を少し静かにしたことで、
「自分がどう感じているのか」を落ち着いて見られるようになりました。
お金と時間の棚卸し|実際に何を失って、何を得たかを書き出した
次に取り組んだのは、「これまでの3か月を数値で振り返る作業」です。
ノートとスプレッドシートを使って、次のように書き出しました。
- 使った時間(1週間あたりの平均、3か月の合計)
- 得られた収益(案件ごとの金額と合計)
- ChatGPT関連で使ったお金(書籍や有料プランなど)
これを一度、冷静に並べてみました。
たとえば、
3か月で合計○時間
収益は約○円
ChatGPT関連の出費は○円
といった形です。
数字だけ見ると、「割に合っていない」と感じるのは事実です。
しかし、書き出すことで、少し見え方が変わりました。
- ChatGPTの基本的な使い方は身についた
- クラウドソーシングの流れも、一通り経験できた
- 「低単価案件の感覚」も分かった
お金だけで見るとマイナスに近い期間ですが、
経験という意味では「ゼロではない」と気づくことができました。
ここで大事だったのは、
「全部無駄だった」と一括りにしないことでした。
情報源と目標の整理|何を信じて、どこを目指すかを再定義した
最後に行ったのが、「情報源」と「目標」の整理です。
まず、どの情報を軸にするかを決めました。
- 実績やプロセスを具体的に開示している人
- 「楽して稼げる」より「地味な積み上げ」を語っている人
- ChatGPTの使い方だけでなく、リスクや注意点も書いている人
こうした発信者を中心にして、情報の基準を作り直しました。
同時に、自分の目標も現実的なラインに引き直しました。
- いきなり月数万円ではなく、「まずは月1万円を安定して出せるか」を中間目標にする
- 期間も「数週間」ではなく、「半年〜1年単位」で見る
- ChatGPTだけで完結させず、自分の経験や得意分野を前提にする
この「目標の再定義」をしたことで、
「3か月で結果が出なかった=終わり」
という考え方から少し離れることができました。
落ち込んだあとにやったことは、派手なテクニックではありません。
- いったん手を止める
- 通知や情報を整理する
- 時間とお金を棚卸しする
- 何を信じて、どこを目指すかを決め直す
どれも地味な作業です。
それでも、このリセットがあったからこそ、
「同じやり方で同じ失敗を繰り返す」流れを断ち切ることができました。
次のパートでは、このリセットを踏まえて実際に作った
「やらないことリスト」と行動ルールについて、具体的にお伝えしていきます。
再起のために決めた「やらないことリスト」と守るルール

やらないことリスト① グレー案件と規約ギリギリの仕事は受けない
最初に決めたのは「どれだけ条件が良く見えても、グレー案件には手を出さない」ということです。
具体的には、次のような案件は受けないと決めました。
- 大量の口コミやレビューを「好意的に書いてほしい」と指定される案件
- 医療・投資・法律などで、専門家のチェックなしにAIだけで文章を作らせる案件
- プラットフォームの利用規約で禁止されていそうな、自動生成コンテンツの大量投稿
「一度くらいなら大丈夫かもしれない」という考え方は捨てました。
一度でも関わると、自分の中の線引きが曖昧になります。
迷ったときは「これを家族や友人に説明できるか」を基準にしました。
説明しづらい案件は、最初から候補に入れないことにしました。
やらないことリスト② 高額情報商材と「楽して稼げる」教材は買わない
次に決めたのは、高額な情報商材や、「楽して稼げる」を強調する教材を買わないことです。
- 数万円〜数十万円のChatGPT教材
- 「このテンプレだけで誰でも◯万円」というようなオファー
- 費用に対して中身が見えづらいオンライン講座
こうしたものは、一度すべて「保留」にしました。
代わりに、次のような方針に切り替えました。
- まずは無料や低価格(書籍レベル)の情報から試す
- すでにある公式ドキュメントや無料記事を、しっかり使い切る
- 「再現性」と「具体的なプロセス」が見える情報だけを残す
高いお金を払えば、一気にショートカットできるわけではありません。
「お金を払ったから頑張らなきゃ」というプレッシャーだけが増えます。
このパターンを避けるために、「高額=効果が高い」という思い込みを手放しました。
やらないことリスト③ ChatGPT丸投げ納品と「自分で読まない納品」はしない
三つ目は、「AI丸投げ納品をしない」というルールです。
ChatGPTに書かせた文章を、ほぼそのまま納品してしまう。
以前の自分は、このスタイルに近い状態でした。
再起後は、次のことを徹底するようにしました。
- 必ず自分の目で全文を読む
- 自分の体験や具体例をどこかに1つ以上入れる
- 不自然な表現や、事実が怪しい部分は自分で書き換える
「AIが書いたから大丈夫」ではなく、
「自分の名前で出しても良いかどうか」で判断します。
自分で読まずに納品するやり方は、短期的には楽に見えます。
ただ、長期的には信頼を確実に削っていくやり方だと感じています。
やらないことリスト④ 無理な掛け持ちと「睡眠削り」スタイルは続けない
四つ目は、「睡眠を削ってまで作業しない」ということです。
最初のころは、案件が重なると、つい詰め込んでしまいました。
平日も休日も、副業のことを考えている状態が続きました。
その結果、次のような悪循環が起きました。
- 眠気で集中できず、作業効率が落ちる
- ミスや見落としが増える
- 修正が増えて、さらに時間がかかる
これを経験してからは、次のルールを決めました。
- 1日あたりの副業時間は「最大3時間まで」
- 平日は原則1時間前後におさめる
- 週に1日は「何もしない日」をつくる
短期間で稼ぐよりも、「体力を削らずに続ける」ことを優先しました。
守るルール① 案件を選ぶときのチェックポイント
「やらないこと」に加えて、「守るルール」も簡単に決めました。
案件を選ぶときは、次の4つをチェックします。
- 報酬と作業量のバランスは取れているか
- 内容が自分の考えや価値観とかけ離れていないか
- 規約や法律に抵触しそうなポイントはないか
- 初回から無理な納期や過剰な要求がないか
この4つのうち、1つでも強い違和感があれば「見送る」と決めました。
「受けない勇気」を持つことで、後から後悔する案件をかなり減らせました。
守るルール② ChatGPTを使うときのマイルール
ChatGPTの使い方にも、シンプルなルールを置きました。
- 構成案と下書きまではAIに大きく頼ってよい
- 体験談・具体例・結論部分は自分の言葉で書く
- 事実や数字が絡む部分は、自分でもう一度確認する
「全部自分でやる」か「全部AIに任せる」かの二択ではありません。
どこまでをAIに任せて、どこからを人間の仕事にするか。
この線引きを事前に決めておくことで、迷いが減りました。
守るルール③ 自分を守るための「撤退ライン」を決めておく
最後に、「撤退ライン」も決めました。
- 明らかに負担が大きい案件が続いたら、一度休む
- 連続して3件以上、納品後のストレスが大きい案件が続いたら、ジャンルやクライアントを見直す
- 本業や健康に悪影響が出てきたら、副業の量を一段階落とす
「どこまで頑張るか」だけでなく、
「どこで一度止まるか」も決めておくイメージです。
これにより、「気づいたら限界を超えていた」という状態を避けやすくなりました。
この「やらないことリスト」と「守るルール」は、派手なノウハウではありません。
ただ、これを決めたことで、
- 危ない案件に近づかなくなったこと
- 自分の時間とメンタルを極端に削らなくなったこと
- ChatGPT副業を「続けられる形」に戻せたこと
こうした変化が少しずつ出てきました。
次のパートでは、この土台を踏まえて、
「自分の強み×ChatGPT」という形で副業をどう再設計したのかをお伝えしていきます。
失敗を踏まえたChatGPT副業の再設計|自分の強み×安全な稼ぎ方
自分の棚卸しからやり直した
再スタートするときは、まず「自分の棚卸し」から始めました。
ChatGPTのことはいったん横に置きました。
ノートに、次の3つを書き出しました。
- 今までの職歴や担当してきた業務
- 趣味や、人より少し詳しいと感じる分野
- 使える時間帯と、1週間で副業に使えるおおよその時間
たとえば、こんな項目です。
- 事務職で10年以上、マニュアルや社内資料を触ってきた
- 趣味で旅行計画を立てるのが得意
- 平日は夜1時間、休日は2時間なら確保できる
こうやって、「自分がすでに持っているもの」を一度見える化しました。
ChatGPTをどう使うかは、その後で考えることにしました。
副業ジャンルを「できそうな範囲」に絞り直した
次に、「どの副業ジャンルなら続けやすいか」を考えました。
以前は、目に入った案件に広く応募していました。
ジャンルもバラバラでした。
再設計では、次の方針に変えました。
- まったく知らない分野には手を出さない
- 仕事や過去の経験と少しでも接点がある分野を優先する
- 調べものに時間がかかりすぎるテーマは避ける
具体的には、次のようなジャンルに寄せました。
- 事務・バックオフィス系の解説記事
- 働き方や時間管理に関する記事
- 社内マニュアルや手順書のたたき台づくり
これなら、完全なゼロからではなく、「知っていること+少しのリサーチ」で書けます。
ChatGPTが提案する内容についても、自分で判断しやすくなりました。
ChatGPTの役割を「相棒」にして、自分の役割を決めた
次に見直したのは、「ChatGPTに何を任せるか」です。
以前は、ほとんどすべてを任せようとしていました。
構成も本文も、仕上げも、すべてAIに頼ろうとしていた状態です。
再起後は、役割をはっきり分けました。
ChatGPTに任せる役割は、主に次の部分です。
- 見出し案や構成案のたたき台を出してもらう
- 説明文のたたき台や、候補となる言い回しを出してもらう
- 文章の言い回しを整えるための案を複数出してもらう
一方で、自分の役割はこう決めました。
- 記事のテーマと、ターゲット読者を決める
- 体験談や具体例、実際の数字を入れる
- 最後に読み直して、「自分の名前で出せるか」を確認する
こうすると、ChatGPTは「空白を埋めてくれる相棒」になります。
自分が決めるべき部分と、任せてもよい部分の境界が、少しずつはっきりしてきました。
安全な稼ぎ方の枠を先に決めてから、案件を探す
また、副業の再設計では「安全な枠」を先に決めました。
やり方はシンプルです。
次の3つの条件に当てはまるものだけを「候補」にします。
- 誰かの役に立つ具体的な成果物がある
- 著作権や規約のグレーさが少ない
- 自分の経験や知識をベースにできる
たとえば、次のようなイメージです。
- 社内マニュアルの初稿づくりや整え直し
- 個人事業主向けの簡単な資料テンプレート作成
- ブログ記事やメルマガの構成+下書きサポート
一方で、次のような稼ぎ方は「あらかじめ除外」しました。
- 匿名の口コミ量産
- 医療や投資など、専門家のチェックなしで責任が重い分野
- 誰かの作品をベースにしたリライト販売
この「やってもよい枠」と「やらない枠」を決めてから案件を探すと、迷いが減りました。
募集文を見るときも、「この枠に入るかどうか」で判断しやすくなりました。
使える時間から逆算して「無理のない形」を設計した
最後に見直したのは、「時間の使い方」です。
本業と家庭がある中で、副業に使える時間は限られています。
ここを無視すると、また同じ失敗を繰り返します。
そこで、次のように決めました。
- 平日は「構成だけ」「1見出し分だけ」のように、小さな単位に分ける
- 休日はまとまった時間を取り、1記事分を一気に仕上げる日を週1回つくる
- 1週間あたりの副業時間は「最大で○時間」と上限を決める
案件も、この時間の枠に収まるものを優先しました。
- 2,000文字以内で、納期に余裕がある案件
- 修正回数が明らかに多そうな案件は避ける
- 「短納期・高単価」よりも、「無理のない納期・普通の単価」を選ぶ
時間から逆算すると、「この週に新規案件は増やさない」などの判断もしやすくなります。
結果として、続けられるペースが見えてきました。
こうして、
- 自分の強みや経験
- 安全な稼ぎ方の枠
- 使える時間の現実
- ChatGPTの役割と自分の役割
この4つを組み合わせて、副業の形を再設計しました。
次のパートでは、この再設計をもとに組み立てた
「30日・60日・90日」の再起ステップを、ロードマップとしてお伝えしていきます。
再起のステップ|30日・60日・90日で何をするかロードマップ化

1〜30日目|「整える期間」としてリスタートの土台をつくる
再起の最初の30日は、「整える期間」と割り切りました。
いきなり案件に応募するのではなく、土台づくりに集中します。
この期間でやったことは、大きく4つです。
1つ目は、自分の棚卸しのやり直しです。
職歴。
これまでの仕事内容。
得意だった業務。
人からよく頼まれること。
これらを書き出して、「どの分野なら記事や資料が書きやすいか」を確認しました。
2つ目は、ChatGPTの練習を「仕事を想定した形」でやることです。
なんとなく質問するのではなく、
「クラウドソーシングの案件を想定したお題」で練習しました。
例としては、
- 自分が詳しいテーマで、見出し案を出してもらう
- その見出しに沿って、1,000文字の下書きを作ってもらう
- 出てきた文章を、自分で読みやすく書き直す
このループを、週に数本こなしました。
3つ目は、プロフィールと実績の棚卸しです。
クラウドソーシングのプロフィール文を、いったん白紙に戻しました。
ChatGPTにたたき台を書いてもらい、
それを自分の言葉に書き換えていきました。
- 何ができるのか
- どんな経験があるのか
- どんなジャンルなら任せてほしいか
これをシンプルにまとめ直しました。
4つ目は、「やらないことリスト」とルールを文章にしておくことです。
頭の中だけで決めるのではなく、実際に書き出しました。
- グレーな案件はやらない
- 高額な情報商材は買わない
- AI丸投げ納品はしない
- 睡眠を削るほど作業しない
これを、いつでも見返せるようにしました。
この1〜30日目は、目に見える収益はゼロでも大丈夫な期間としました。
「準備だけで終わっていい」と最初から決めておくことで、焦りを抑えました。
31〜60日目|小さな案件で「再スタートの型」を試す期間
次の31〜60日目は、「小さな案件で型を試す期間」です。
この段階から、少しずつ案件に応募していきました。
ただし、次の条件に絞りました。
- 自分の経験と近いジャンル
- 文字数がそこまで多くない(〜2,000文字程度)
- 納期に余裕がある
この期間で意識したのは、「数」よりもやり方の固定です。
1案件あたり、次のような流れで進めました。
- テーマとターゲットを自分でメモに書き出す
- ChatGPTに構成案(見出し案)を出してもらう
- 必要に応じて構成案を自分で修正する
- 各見出しごとに下書きをChatGPTに作ってもらう
- 自分で体験談や具体例を足す
- 全体を通して読み直し、言い回しを整える
この一連の流れを、毎回ほぼ同じ手順で回しました。
すると、
- どこで時間がかかるか
- どこをChatGPTに任せると楽になるか
が、少しずつ見えてきます。
また、この時期は「無理に案件数を増やさない」と決めていました。
- 平日は1案件を少しずつ進める
- 休日に1件仕上げる
このペースを守るようにしました。
31〜60日目のゴールは、「月1万円」を達成することではありません。
ゴールは、
- 自分なりの作業フロー
- ChatGPTとの役割分担
- 無理のないスケジュール感
これらが、体感としてつかめることでした。
61〜90日目|続けられる形で「単価」と「型」を少しずつアップデート
最後の61〜90日目は、「続けられる形のまま、少しずつレベルを上げる期間」です。
まずやったのは、これまでの案件を振り返ることです。
- どの案件がやりやすかったか
- どのジャンルが書きやすかったか
- どのクライアントとは相性が良かったか
これを簡単にメモにまとめました。
次に、単価と内容を少しだけ見直すステップに進みました。
たとえば、
- 「構成+本文+タイトル案」をセットで提案してみる
- 「得意ジャンル」をプロフィールに明記して、そこに近い案件だけ応募する
- 継続案件の相談ができそうなクライアントには、思い切って提案してみる
こうすることで、
「同じ時間でも、少し単価が高い案件」を増やすことを目指しました。
また、ChatGPTの使い方も微調整しました。
- よく使うプロンプトをメモやテンプレとして保存
- うまくいったときのやり取りを、「成功パターン」として残す
- 調子が悪いときの失敗パターンも、一緒に記録しておく
これにより、案件が変わっても、
「いつもの型」に戻れる安心感が生まれました。
61〜90日目の時点では、まだ大きな金額にはなっていません。
それでも、
- 月あたりの副業時間
- そこから生まれる収益のイメージ
- 自分の負担感
を、具体的な数字で把握できるようになりました。
この3か月のロードマップは、「必ずこの通りにすべき」というものではありません。
大事なのは、
- いきなり結果を求めず、最初の30日は整える期間と割り切ること
- 2か月目で「自分なりの型」を試しながら、小さく実戦に戻ること
- 3か月目で、その型と単価を無理のない範囲で少しずつ上げていくこと
この流れを意識することです。
次のパートでは、この3か月を通して感じたことをまとめつつ、
「失敗は終わりではなく、次のステップの土台になる」という視点で、記事全体を振り返っていきます。
まとめ|失敗は終わりではなく「ChatGPT副業の土台」になる
これまで振り返ってきた「失敗」と「原因」
ここまで、最初のChatGPT副業でうまくいかなかった流れを振り返ってきました。
- 3か月ほど続けたのに、収益は数千円レベルにとどまったこと。
- AI丸投げの量産。
- 「楽して稼げる」情報を都合よく信じていたこと。
- 低単価案件に張り付いて、時間だけが減っていったこと。
- 規約ギリギリの案件に、気持ちが揺れたこと。
原因も、マインド・案件選び・スキルと役割の3つに分けて整理しました。
- 期待値が楽観的すぎたこと。
- 「受けやすさ」ばかり見て、内容と時間単価を見ていなかったこと。
- ChatGPTに任せるところと、自分で判断すべきところを分けていなかったこと。
これらはすべて、「自分にはセンスがない」からではありません。
どこに落とし穴があったかを知らないまま走り出した結果でした。
失敗をきっかけに見えてきた「自分なりのChatGPT副業」
一度立ち止まり、環境とメンタルをリセットしました。
- 通知や情報源を整理して、焦りの元を減らしたこと。
- 使った時間とお金を書き出して、「本当にゼロではなかった」と確認したこと。
- グレー案件や高額情報商材に「近づかない」と決めたこと。
- ChatGPT任せではなく、「自分の強み×安全な稼ぎ方」で設計し直したこと。
そのうえで、再起のためのルールも決めました。
- やらないことリストをつくる。
- 自分の経験と近いジャンルだけに絞る。
- 平日と休日の作業時間に上限をつくる。
- 30日・60日・90日の3ステップで、無理のない再スタートを切る。
こうして見ていくと、
「失敗した3か月」は、無駄な時間だけではありませんでした。
どんな案件がきついか。
どんな働き方が自分には合わないか。
それを具体的に知るための期間でもありました。
怖さをゼロにしなくていい。小さな一歩からもう一度始める
失敗を経験すると、「また同じことになりそうで怖い」という気持ちが出てきます。
その感覚は、とても自然なものです。
大事なのは、「怖さをなくすこと」ではありません。
落とし穴の位置を知ったうえで、小さな一歩に分解して動くことです。
- 今日は、プロフィール文のたたき台だけChatGPTに書いてもらう。
- 今週は、自分の得意分野で練習用の記事を1本だけつくる。
- 来月は、「条件が合う案件に1件だけ応募してみる」と決める。
このくらい小さな一歩でも、
「何もしないまま時間だけ過ぎていく」状態とは大きく違います。
失敗は、そこで全てが終わった印ではありません。
「どんなやり方なら自分は続けられないか」を教えてくれるサインです。
- グレーな稼ぎ方に近づかないこと。
- 無理な働き方を続けないこと。
- ChatGPTを「丸投げ相手」ではなく「相棒」として使うこと。
この3つを押さえれば、ChatGPT副業は、
本業や生活を壊さずに、収入とスキルを少しずつ増やしていける選択肢になります。
「一度失敗したからこそ、次はもっと安全に始められる」。
そう考えながら、今日できる一歩を、できる範囲から試してみてください。


