本業を続けながら、ChatGPTを使ってお小遣い程度でも稼いでみたい。
そう思っていても、「本当に収益になるのか」「どれくらい大変なのか」が分からず、一歩を踏み出せない人は多いです。
ネットでは「月10万」「完全自動」などの派手な情報もあります。
しかし、最初の目標として現実的なのは「月1万円をどう作るか」です。
このラインが見えていると、ChatGPT副業の全体像もつかみやすくなります。
この記事では、ChatGPT副業ほぼ未経験の状態から、実際に「月1万円」に到達するまでの流れを、できるだけリアルにまとめました。
どんな準備をして、どんな案件を受けて、どれくらいの時間をかけたのかを、数字も交えながら紹介します。
この記事で分かること
- ChatGPT副業で「月1万円」を目標にする理由と、必要なおおよその期間
- 初心者が最初に選びやすい副業スタイルと、「やらない」と決めた危険な稼ぎ方
- 0円から初収益、そして月1万円に届くまでに実際にやったことと案件の内訳
- 単価アップや時短のために行った、プロンプトや働き方の工夫
- 本業と両立しながら続けるための、1日の時間の使い方とメンタル面で意識したこと
これからChatGPT副業を始めようか迷っている方が、「自分にもこのくらいならできそうだ」と感じられるような、現実的なロードマップとして読んでもらえたらと思います。
この体験記で分かることと「月1万円」という現実的なゴール
ChatGPT副業で月1万円は「高すぎず低すぎない」目標
ChatGPT副業の情報を見ると、「月10万円」「月20万円」という数字もよく出てきます。
たしかに不可能ではありませんが、最初のゴールとしてはかなりハードルが高い数字です。
一方で、「月1,000円」「月2,000円」だけを目標にすると、モチベーションが続きにくくなります。
頑張っても生活はほとんど変わらないからです。
その中間にあるのが「月1万円」です。
この金額なら、
スマホ代や光熱費の一部。
家族とのちょっとした外食。
自己投資のための書籍や講座。
こういったものを“無理なく”まかなえるレベルになります。
また、ChatGPT副業の解説でも、「初心者が目指しやすいライン」として月1〜5万円がよく挙げられます。
その中でも、月1万円は「達成すれば自信になる」「現実的に狙いやすい」ちょうど中間のラインです。
この体験記では、最初から大きな金額を狙いません。
ChatGPTを使ったことはあるけれど、副業としてはほぼ初心者。
そんな状態から「月1万円まで」を、無理のないペースで追いかけた記録としてまとめています。
この体験記で追いかける「期間」「手段」「ルール」
次に、この体験記の「前提条件」をはっきりさせておきます。
まずは期間です。
ここでは、「おおよそ2〜3か月で月1万円に届くまで」というイメージで書いています。
1週間で一気に稼ぐ話ではありません。
本業のある社会人が、少しずつ積み上げていった記録です。
次に手段です。
メインで使ったのは「文章系の仕事+ChatGPTのサポート」です。
具体的には、
ブログ記事やWeb記事の下書き。
説明文や紹介文の作成。
構成案や見出し案の作成。
といった「ライティング中心の副業スタイル」を選んでいます。
デザインや動画編集のような、高度な専門スキルは前提にしていません。
「文章は得意ではないけれど、ChatGPTがあれば何とか形にできるかもしれない」というレベルを想定しています。
最後にルールです。
この体験記では、あらかじめ「やらないこと」をはっきり決めています。
具体的には、
グレーゾーンや違法スレスレの案件には手を出さない。
「完全放置で月◯万円」といった誇大広告には近づかない。
他人のコンテンツの丸パクリや、口コミの捏造には関わらない。
この三つは、最初の時点で「やらない」と決めてスタートしました。
そのうえで、
本業のある平日にどのくらい時間を使えたのか。
どのような案件を選び、いくらになったのか。
どこでつまずき、どう修正したのか。
これらを、できるだけ具体的に追いかけていきます。
「ChatGPT副業で月1万円」は、決して一発逆転の話ではありません。
小さな時間と工夫を積み重ねることで届いた、現実的なゴールとしてお伝えしていきます。
プロフィールとスタート時点の状態

30代会社員、副業経験ほぼゼロのスタートライン
ここで書いている内容は、30代後半の会社員として働く方のケースです。
平日はフルタイム勤務で、いわゆるごく普通のデスクワークです。
IT企業ではなく、どちらかというと昔ながらの事務仕事が多い職場です。
それまでの副業経験は、ほぼゼロでした。
ポイントサイトやアンケートサイトを少し触ったことがある程度です。
継続して稼げたことはなく、「副業=自分にはハードルが高いもの」という印象を持っていました。
文章を書く仕事も、本格的にやったことはありませんでした。
仕事でメールを書いたり、簡単な資料を作ったりするレベルです。
ブログ運営やアフィリエイトの経験もない状態からのスタートでした。
スキル・時間・お金の制約(パソコン環境/使える時間/学習に使えた予算)
パソコンは、数年前に買った一般的なノートPCを使っていました。
動画編集や3Dなどには向きませんが、ブラウザとChatGPTを動かすには問題ないレベルです。
タイピングは「仕事で毎日使っているのでそこそこ慣れている」くらいです。
ブラインドタッチは完璧ではありませんが、文字入力で極端に困ることはありませんでした。
使える時間には、はっきりした制約がありました。
平日は、仕事と家事が終わってからの1〜1.5時間が限界です。
休日も、家族との予定を考えると、ガッツリ丸一日というわけにはいきません。
多くても1日2〜3時間を、副業に回せる現実的なラインと決めました。
お金の面でも、「いきなり高額投資はしない」と決めていました。
最初は、無料でできる範囲を最大限使う方針です。
有料ツールや教材に使う予算は、月に数千円までと自分の中で上限を決めました。
つまり、
時間もお金もたっぷりある状態ではない。
特別なスキルもない。
その中で「どこまでいけるか」を試した、というスタートラインです。
ChatGPTとの最初の距離感(触ったことはあるが、仕事では使ったことがないレベル)
ChatGPTは、副業を始める前から少しだけ触っていました。
雑談に近い使い方で、休日に「旅行プランを考えてもらう」といったライトな用途です。
仕事での活用経験は、ほぼゼロでした。
議事録の要約や、資料の下書きに使おうと考えたことはあります。
しかし、「社外のツールにどこまで情報を入れていいのか」が分からず、実行できていませんでした。
プロンプトという言葉も、「なんとなく聞いたことがある」程度でした。
最初は、長いお願い文を一気に投げて、うまく返ってこないことも多かったです。
ChatGPTの回答の良し悪しを、自分でうまくコントロールする感覚もありませんでした。
つまり、
「アカウントはあるし、使ったこともある」。
けれど、「仕事レベルで使いこなしている」とは言えない状態です。
このレベルから、
ChatGPTを「遊び道具」ではなく「副業の道具」に変えていった過程を、これ以降で具体的にお伝えしていきます。
どのChatGPT副業スタイルを選んだかと「やらない」と決めたこと
最初に候補に上がった副業ジャンル一覧
ChatGPTで副業をしようと思ったとき、最初に「どの稼ぎ方にするか」を考えました。
ざっと候補に上がったのは、次のようなジャンルです。
- ライティング案件(ブログ記事・コラム・説明文など)
- noteなどでのコンテンツ販売
- 資料作成サポート(企画書・マニュアル・レジュメのたたき台づくり)
- SNS投稿文の代行(企業や個人の投稿文の下書き)
- プロンプトやテンプレートの販売
- アイデア整理やブレインストーミングの代行
どれも「ChatGPTと相性が良さそう」と感じた分野です。
ただ、すべてに手を出すと、どれも中途半端になります。
そこで、「最初の3か月はこの軸で行く」という方針を決めることにしました。
最初に選んだ軸は「文章系×ChatGPTサポート」
最終的に選んだのは、「文章系の仕事 × ChatGPTサポート」という軸でした。
理由はいくつかあります。
一つは、まったく新しいスキルをゼロから覚えるのは、時間的にきついと感じたからです。
デザインや動画編集などは、興味はあっても学習コストが高いと判断しました。
一方で、文章は「完璧に得意ではないが、仕事で毎日触れている」分野です。
メールや社内資料などで、最低限の日本語は書いてきました。
この土台に「ChatGPTの補助」が加われば、なんとか形になるのでは、と考えました。
もう一つの理由は、案件の種類が多いことです。
クラウドソーシングを見ると、文章系の小さな仕事は常に募集があります。
商品説明文。
コラム記事。
口コミ風の紹介文。
量も多く、初心者でも応募しやすいと感じました。
そして、「文章系×ChatGPT」の組み合わせなら、次のような形で役割分担ができます。
- ChatGPT
→ 構成案を出す
→ 下書きの文章を作る - 自分
→ 内容のチェックと修正
→ 具体例や体験談を足す
→ クライアントの意図に合わせて調整する
完全に未知の作業ではなく、「今の自分がギリギリできそうな範囲」にChatGPTを加えるイメージです。
この「ギリできそう」という感覚が、最初の一歩を踏み出すうえで大きかったです。
「やらない」と決めた案件(グレー・高額情報商材・完全放置系)
同時に、「やること」と同じくらい大事なのが「やらないこと」です。
最初の段階で、次のような案件は一切やらないと決めました。
- 法律・医療・投資など、専門家レベルの判断が必要なジャンルのアドバイス代行
- 既存の書籍や有料コンテンツを、AIリライトして売るような案件
- 「この高額教材を買えば、テンプレだけで月◯◯万円」という情報商材系のオファー
- 「完全放置で自動収入」「コピペだけでOK」といった、仕組みがよく分からないもの
理由はシンプルです。
一つは、リスクが高すぎることです。
専門分野で間違った情報を出せば、相手に大きな損失を与えてしまう可能性があります。
著作権を無視したリライトは、そもそも違法の可能性があります。
もう一つは、再現性が低いことです。
高額情報商材は、売っている人だけが得をしているケースも多いです。
仕組みが自分で説明できないビジネスは、長く続けるのが難しいと感じました。
「やらないことリスト」を先に決めておくと、判断が少し楽になります。
怪しそうな案件を見ても、
「これは最初からやらないと決めていた範囲だ」
と、スルーしやすくなります。
この体験記では、
安全な範囲の案件だけを使って、月1万円までどこまで近づけるか。
それを試した記録として、ここから先の流れを書いていきます。
0円から初収益までにやったこと

1週目|ChatGPTの練習と「お試しアウトプット」の量産
最初の1週間は、仕事を取る前の「準備期間」と決めました。
いきなり案件に応募するのではなく、ChatGPTでの練習だけに時間を使いました。
平日は、夜に30分〜1時間ほど時間を取ります。
まずは、自分のブログがある体で「練習用の記事づくり」をしました。
テーマは、
「今日の仕事で学んだこと」
「最近読んだ本の感想」
「昔の失敗から学んだこと」
など、身近な内容にしました。
最初に自分でざっくり見出しを考えます。
そのあとで、ChatGPTに「この見出しで下書きを作ってほしい」と頼みました。
出てきた文章を読んで、
「ここは少し難しい」
「ここは自分の体験に差し替えたい」
という部分を、手作業で直していきました。
同じ流れで、「架空の仕事」を想定した練習もしました。
たとえば、
「新しいカフェの紹介記事」
「オンライン講座の説明文」
「家事代行サービスの紹介ページ」
といったテーマです。
これも、
自分でざっくり構成を決める。
ChatGPTに下書きを出してもらう。
最後に自分で整える。
という練習を、1週間で5〜6パターンほど繰り返しました。
この時点では、まだ1円も稼いでいません。
ただ、「ChatGPTにどう頼めば、使える文章が出てきやすいか」という感覚が少しずつつかめてきました。
2週目|クラウドソーシング登録とプロフィール作成
2週目は、「実際に仕事がある場所」にアカウントを作る週にしました。
大手のクラウドソーシングサイトに、1つだけ登録しました。
最初から複数に広げず、「まずは1サイトに集中する」と決めました。
最初のハードルは、プロフィール文です。
空欄だと不安に見えますが、何を書けばよいか分かりません。
そこで、まずはChatGPTにたたき台を書いてもらいました。
自分の条件を、箇条書きで整理してから入力しました。
- 30代後半の会社員
- 事務職歴が長い
- 丁寧な連絡と締切順守が強み
- ChatGPTを活用して文章の下書きや構成ができる
この情報を渡して、
「クラウドソーシング用の自己紹介文を書いてください」
と依頼しました。
出てきた文章は、そのままだと少し“キレイすぎる”印象でした。
そこで、自分の言葉に近づけるように、短い文に分けて書き直しました。
仕事履歴についても、実績がほとんどないので正直に書きました。
「Webライティングは勉強中ですが、事務仕事で文書作成を続けてきました」
「まずは小さな仕事から、丁寧に対応させてください」
という形にしました。
プロフィール写真は、顔出しはせず、シンプルなアイコンにしました。
ここまでで、2週目の平日5日間を使いました。
1日あたりの作業時間は30〜60分ほどでした。
3〜4週目|小さな案件受注〜初収益までの流れ
3週目からは、いよいよ案件探しに入りました。
最初の方針は、
「小さくても、まず1件目を取りにいく」
というものです。
条件として選んだのは、次のような案件でした。
- 文字数は1,000〜2,000文字程度
- テーマは、日常生活やライフスタイルなど、調べやすい内容
- 単価は高くなくてもよいが、初心者歓迎と明記されているもの
3週目前半で、3件ほどに応募しました。
応募文も、ChatGPTにたたき台を書いてもらい、自分で短く整えました。
1〜2日は返事がなく、不安になりました。
しかし、3件のうち1件から「一度お願いしたいです」というメッセージが来ました。
これが、最初に受けたライティング案件です。
内容は、
「家事の時短アイデアを紹介するコラム」の執筆でした。
指定文字数は約1,500文字でした。
報酬は、1記事あたり約800円でした。
作業の流れは、次のような形です。
- まず、自分で見出し案を3つほど考える。
- ChatGPTに、見出しごとに説明文の下書きを作ってもらう。
- 自分の実際の家事経験を足しながら、文章を短く整える。
最初の記事は、完成までに約3時間かかりました。
慣れていないこともあり、「この表現で失礼にならないか」など何度も読み返しました。
納品すると、クライアントから「丁寧に書いていただきありがとうございます」と返信がありました。
大きな修正依頼もなく、そのまま採用となりました。
4週目には、同じクライアントからもう1記事依頼がありました。
別テーマで1,500文字、報酬は同じく約800円でした。
2記事目は、ChatGPTの使い方にも慣れてきて、約2時間で仕上げることができました。
さらに、別のクライアントから、短めの紹介文の仕事も1件受けました。
商品説明文300文字程度で、報酬は約400円でした。
こちらは、ChatGPTの下書きをベースに、合計1時間ほどで対応しました。
初収益が出たときの金額と内訳
こうして、3〜4週目で「最初の収益」が発生しました。
ざっくりした内訳は、次の通りです。
- 家事コラム記事:1,500文字 × 2本 → 約1,600円
- 商品説明文:300文字 × 1本 → 約400円
合計で、約2,000円前後の収益になりました。
それぞれの案件にかかった時間も、振り返ってメモしました。
- 1本目のコラム:約3時間
- 2本目のコラム:約2時間
- 商品説明文:約1時間
合計で、約6時間ほどの作業です。
時給に換算すると、高いとは言えません。
ただ、「ChatGPTを使いながら、本当にお金が振り込まれた」という経験は大きな一歩でした。
また、
ChatGPTで下書きを作らなかった場合。
同じ文字数を、自分だけで考えるとした場合。
おそらく、1.5倍〜2倍の時間はかかっていたと思います。
このタイミングで、
「ChatGPTを使えば、文章の“ゼロから1”の部分がかなり楽になる」
という手応えも、少しだけつかめました。
0円から2,000円まで。
金額としては小さいですが、
「実際に仕事として回せた」という意味では、ここが大きなスタートでした。
初収益から「月1万円」までにやった3つのテコ入れ
テコ入れ① 単価の安い案件を減らし「セット商品」にする
最初の月は、1件あたりの単価がとても低い状態でした。
1,500文字で800円。
短い説明文で400円。
このペースのままでは、どう計算しても「月1万円」に届きません。
案件数を倍にしても、時間的に限界があると感じました。
そこで考えたのが、「単品」ではなく「セット」で提案するやり方です。
たとえば、最初は「記事本文だけ」で受けていました。
これを、次のようなセットに変えました。
- 記事の構成案
- 本文
- タイトル案・見出し案
クライアント側からすると、
「構成もタイトルも考えなくていいので楽」
というメリットがあります。
こちら側としては、
「やっている作業はほぼ同じなのに、セットとして単価を上げやすい」
というメリットがあります。
実際、
1,500文字のみ:800円
→ 構成+本文+タイトル案:1,500〜2,000円
というように、1件あたりの単価を少しずつ引き上げることができました。
いきなり高額にするのではなく、
「今の作業内容に、少し価値を足してセットにする」
この意識に切り替えたのが、最初のテコ入れです。
テコ入れ② 得意ジャンルを決めてリピートを増やす
次に見直したのは、「何でもやります」という姿勢です。
最初のうちは、
家事のコラム。
サービス紹介文。
仕事術系の記事。
いろいろなテーマに手を出していました。
その中で、クライアントから特に評価が良かったのが「暮らし・家事・働き方」まわりのテーマでした。
自分の実体験を混ぜやすく、書いていても苦にならない分野です。
そこで、プロフィールと提案文に、次のような一文を加えました。
「暮らし・家事・仕事の工夫など、日常に近いテーマが得意です。」
応募文を書くときも、
「以前、家事の時短コラムを書いた経験があります。」
「働き方の工夫についての記事を、継続でご依頼いただいています。」
といった形で、なるべく同じ方向性の実績をアピールしました。
結果として、次のような変化がありました。
- 同じクライアントからのリピートが増えた
- 「プロフィールを見て依頼しました」というメッセージが届くようになった
得意ジャンルを一つ決めることで、
「なんとなく器用貧乏」な状態から、
「このテーマなら任せやすい人」
というイメージに変わったと感じました。
これが二つ目のテコ入れです。
テコ入れ③ ChatGPT用プロンプトと手順を固定して時短
三つ目は、「作業の回し方」を見直したことです。
最初の頃は、毎回ChatGPTへのお願い文を変えていました。
そのたびに、出てくる文章の質もバラバラでした。
結果として、修正にかかる時間も読めませんでした。
そこで、自分なりの「固定プロンプト」と「手順」を作りました。
たとえば、記事を書くときの流れは、次の三段階に決めました。
- 構成案を作るプロンプト
- 各見出しごとの下書きを作るプロンプト
- 仕上げ用の言い換え・整形のプロンプト
この三つをテンプレとしてメモに保存し、
案件ごとにテーマだけ入れ替えて使うようにしました。
チェックの手順も決めました。
- 事実関係におかしな点がないか
- クライアントの指定条件を満たしているか
- 自分の体験や具体例がきちんと入っているか
このチェックリストを見ながら、最後の仕上げをする形にしました。
すると、
1本目のころは3時間かかっていた記事が、
同じ文字数でも1.5〜2時間ほどで仕上がるようになりました。
作業時間が半分になれば、単価が同じでも「実質的な時給」は上がります。
この「時短の積み重ね」が、月1万円に近づくうえでかなり効いてきました。
結果として月1万円に届いたときの案件構成
この三つのテコ入れをした結果、ある月に「月1万円」を少し超えることができました。
そのときの案件構成は、ざっくり次のようなイメージです。
- 暮らし・家事系コラム
- 約2,000文字 × 3本 → 1本あたり2,500円前後 → 合計 約7,500円
- 働き方・仕事術系の記事
- 約1,500文字 × 1本 → 約2,000円
- 短い紹介文・プロフィール文などのセット
- 小さな案件数件 → 合計 約1,000円
合計で、約1万500円前後になりました。
作業時間は、1か月トータルでおよそ20〜25時間ほどです。
平日1時間前後+休日少し多め、というペースでした。
「劇的な金額」ではありません。
ただ、最初に2,000円しか稼げなかった月から見ると、
単価の上がり方。
1本あたりの時間の短縮。
リピート案件の割合。
このあたりが少しずつ変わってきた月でした。
月1万円は、大きな成功談ではありません。
それでも、
「このやり方を積み上げれば、次の目標も見えてきそうだ」
と感じられた、ひとつの区切りになりました。
実際の1日のスケジュールと「ChatGPTの使い方」

平日のタイムスケジュール(本業あり前提)
ここでは、月1万円を達成した頃の「平均的な平日」をそのまま書きます。
フルタイム勤務+家庭ありを前提にしたスケジュールです。
- 6:30起床〜7:30
朝の支度と家事。
副業作業は基本的にしません。 - 8:00〜18:00
本業の勤務時間。
通勤中に、スマホでChatGPTを少し触る日もあります。
この時間は「案件の作業」ではなく、プロンプトの試し打ちや勉強が中心です。 - 19:00〜21:00
夕食と家事、家族との時間。
ここも基本的に作業は入れません。 - 21:30〜22:30
副業タイムです。
1日あたり約1時間を、副業にあてる目安にしました。
この1時間でやることは、その日のタスクにより変えます。
たとえば、
ある日は「構成案づくりだけ」。
別の日は「下書きの修正だけ」。
無理に全部を一気に進めないようにしました。
休日の使い方と「やりすぎない」ためのマイルール
休日は、平日より少し長めに時間を取ります。
ただし、「丸一日副業」はあえて避けました。
- 午前中:9:00〜11:00
集中して作業する時間。
ここで、記事1本分の構成〜下書きまでを進めることが多かったです。 - 午後:家族や自分の時間
買い物や外出を優先します。
副業は、すき間時間に30分ほどできれば十分、という扱いにしました。 - 夜:21:00〜22:00
午前中に作った下書きの見直しや、細かい修正だけを行います。
「やりすぎない」ために決めたルールは三つです。
1つ目。
土日どちらかは「がっつり作業しない日」を作る。
2つ目。
1日に副業に使う時間は、最大でも3時間までにする。
3つ目。
寝る時間を削ってまで作業しない。
短期間で一気に追い込むやり方もあります。
ただ、本業がある場合は、体力と気力が続きにくいと感じました。
「少し物足りないくらい」で止める方が、長く続けやすかったです。
1日の中でのChatGPT活用フロー
1日の中で、ChatGPTをどのように使っていたかを、簡単な流れでまとめます。
文章案件の場合は、だいたい次のループでした。
- テーマと依頼内容を整理する
クライアントの募集文を読み直し、条件をメモにまとめます。 - 構成案をChatGPTに出してもらう
「この記事の見出し案を5パターンください」のように依頼します。 - 良さそうな構成を自分で選び、少し手直しする
見出しの順番を入れ替えたり、自分の言葉に近づけます。 - 各見出しごとの下書きをChatGPTに作ってもらう
「この見出しごとに、600〜800文字で下書きを書いてください」と依頼します。 - 下書きを読みながら、自分の体験や具体例を差し込む
「ここは自分のエピソードに変えよう」と考えながら書き換えます。 - 最後に、全体を通して言い回しのズレや不自然な箇所を整える
必要なら、言い換えだけChatGPTに手伝ってもらいます。
1時間しか取れない日は、
「今日は1〜3だけ」
「今日は4〜5だけ」
というように分けました。
この「細かく分けて、少しずつ進める」スタイルにしてから、
疲れにくくなり、継続しやすくなりました。
AIなしで必ず自分の手を入れたポイント
ChatGPTは便利ですが、「全部をAI任せ」にすると危険です。
そこで、次のポイントだけは、必ず自分の手でやるように決めていました。
1つ目は、体験談やエピソードの部分です。
家事の工夫。
仕事の失敗談。
時間の使い方。
こういった話は、自分の言葉で書くようにしました。
2つ目は、事実関係のチェックです。
数字や固有名詞が出てきたときは、本当に合っているかを自分で確認しました。
ChatGPTの内容を、そのまま「真実」とは見なさないようにしました。
3つ目は、クライアントとのやり取りです。
提案文や返信メッセージは、たたき台だけChatGPTに書かせることもあります。
ただし、送る前には必ず自分で読み直し、口調や内容を整えました。
4つ目は、最終的な責任の判断です。
「この文章を自分の名前で出して大丈夫か」
「クライアントの依頼にきちんと応えられているか」
この判断だけは、人間である自分が最後に行いました。
ChatGPTは、「作業を半分手伝ってくれる相棒」のような立ち位置です。
任せるところと、自分でやるところ。
この線引きをはっきりさせることで、
品質とスピードのバランスがとりやすくなりました。
やってみて分かった良かった点・きつかった点・反省点
良かった点|文章への苦手意識が薄れたこと
一番良かったのは、「文章を書くことへのハードル」がかなり下がったことです。
始める前は、
「自分なんかが記事を書いていいのか」
「プロライターでもないのに大丈夫か」
と、書くこと自体に構えていました。
実際にやってみると、
最初の骨組みや下書きはChatGPTが手伝ってくれます。
そのおかげで、「ゼロから全部自分で考える」プレッシャーが減りました。
下書きがある状態からなら、
表現を整える。
自分の体験を足す。
不要な部分を削る。
という作業に集中できます。
この積み重ねで、
「文章を書くのが怖い」から
「工夫すればなんとか形になる」くらいの感覚に変わりました。
仕事でも、メール文や簡単な資料を作る場面で、
「以前より言葉に詰まらない」と感じることが増えました。
きつかった点|本業との両立と「気持ちの波」
きつかったのは、本業との両立です。
本業が忙しい時期は、
帰宅が遅くなり、副業に使える時間がほとんど取れません。
案件を進めたくても、体力が追いつかない日もありました。
もう一つきつかったのは、「気持ちの波」です。
応募しても、なかなか返事がこない時期があります。
一度にまとめて断られることもあります。
そういう時期は、
「自分には向いていないのでは」
「続けても意味があるのか」
という気持ちになりました。
逆に、立て続けに案件をもらえる時期もあります。
そうなると、今度は
「締切に間に合うか」
「質を落としてしまわないか」
という不安が出てきます。
また、月によっては、
前月より収入が下がることもあります。
そのたびに、
「先月はたまたまだったのでは」
と、不安になる瞬間もありました。
こうした「波」と付き合うことは、想像以上にエネルギーを使いました。
反省点|最初から知っておけばよかったと思うこと
今振り返ると、「もっと早くやっておけばよかった」と思うことがいくつかあります。
一つは、単価の見直しです。
最初の数件は、経験を積ぐために低単価でも仕方ないと思っていました。
ただ、その感覚のまま続けると、「安い単価が当たり前」になってしまいます。
ある程度実績がたまった時点で、
「次の案件からは、少し条件を上げて提案してみよう」
と決めて動き出すべきでした。
もう一つは、案件の選び方です。
最初のころは、
「とにかく数をこなせばいい」と考えていました。
結果として、あまり興味の持てないジャンルや、
細かい修正が多すぎる案件に時間を使ってしまいました。
今なら、
募集文の書き方。
クライアントのレスポンスの丁寧さ。
条件の明確さ。
などを見て、「合わなさそうな案件」は早めに外します。
「何でもやる」よりも、
「このラインは受けない」と決めておくことが大事だと感じました。
今後はどう伸ばしていきたいか(次の目標:月3万/5万など)
月1万円までは、「とにかく一通りの流れを回せるようになる」ことがメインでした。
ここから先は、「どうやって伸ばしていくか」を考える段階に入ります。
次の目標は、段階を分けて設定しています。
まずは、月3万円前後です。
これは、「今のやり方を少し広げれば届きそう」と感じるラインです。
やることとしては、
- 今のクライアントとの継続を増やす
- セット商品をもう一段階ブラッシュアップする
- ChatGPTのテンプレを見直して、さらに時間を短縮する
といった、今の延長線上の改善が中心になります。
その先の目標として、月5万円前後も視野に入れています。
ここまで行くには、
- 単価の高い案件にも挑戦する
- ライティング以外の形(マニュアル作成や資料作りなど)も組み合わせる
- 自分のノウハウやテンプレを、サービスとして整理していく
といった「少しジャンルを広げる工夫」が必要だと感じています。
ただし、どこまで行っても大事にしたいのは、次の二つです。
一つは、本業と健康を崩さないこと。
もう一つは、グレーな稼ぎ方には手を出さないこと。
この二つのラインを守りながら、
少しずつ単価を上げていく。
少しずつ作業の質とスピードを高めていく。
そうやって、
「一時的なラッキー」ではなく、「自分の力で積み上げた副業収入」にしていきたいと考えています。
まとめ|「月1万円までの距離感」を知ってからChatGPT副業を始めよう
月1万円までに必要だった「時間・案件数・工夫」のざっくりまとめ
ここまでの内容を、一度シンプルに整理します。
月1万円までは、「一気にドカンと稼ぐ」道のりではありませんでした。
最初の1か月は、準備と練習と小さな案件で約2,000円ほど。
そこから、
- 単価の安い案件を減らす
- セット商品として提案する
- 得意ジャンルを絞る
- ChatGPTのプロンプトと手順を固定して時短する
こうした工夫を積み重ねて、月20〜25時間の作業で約1万円に届きました。
案件数のイメージとしては、
- 記事系:3〜4本
- 短い説明文など:数件
このくらいの組み合わせです。
「特別な才能」よりも、
- 小さくても実績を積む
- 改善ポイントを少しずつ見直す
この2つが、月1万円までの距離を縮めてくれたと感じています。
「全部完璧じゃなくていい」けれど、最低限守りたいライン
もう一つ大事なのは、「完璧を目指さないこと」です。
最初から、
完璧な文章。
完璧なプロンプト。
完璧なスケジュール。
これらを求めると、動き出せなくなります。
一方で、「ここだけは守る」というラインもあります。
- 他人の文章や画像を勝手に使わないこと(著作権)
- クライアントの情報や個人情報を、そのままAIに入れないこと(情報の扱い)
- 法律・医療・投資など、専門家レベルの判断が必要なジャンルを安易に引き受けないこと
- 「完全放置で月◯万」「この教材だけで誰でも稼げる」といったグレーな案件に近づかないこと
このあたりは、副業の規模に関係なく、最初から意識した方が安全です。
「全部完璧」は目指さなくて大丈夫です。
ただ、「ここだけはやらない」というルールを決めておくことで、
安心して続けやすくなります。
これから始める人への小さな一歩の提案
最後に、「これから始めてみようかな」という人向けに、小さな一歩の案をいくつか挙げます。
いきなり案件に応募しなくても大丈夫です。
次のようなステップから始めても、十分「前進」です。
- 今日は、ChatGPTに自分のプロフィール文のたたき台を書いてもらう
- 今週は、練習用の記事を1本だけ作ってみる(テーマは自分の得意分野で)
- 休日に、クラウドソーシングサイトを1つだけ見て、「どんな案件があるか」を眺めてみる
- 来週は、「初心者歓迎」と書かれた案件に1件だけ応募してみる
- 月内の目標として、「1件仕事を受けてみる」ことだけに集中してみる
こうした小さな行動を積み重ねるだけでも、
「ChatGPT副業がただの情報」から
「自分ごとの選択肢」へと変わっていきます。
月1万円までは、決して一夜で届く距離ではありません。
ただ、落とし穴さえ避ければ、現実的に手が届くラインでもあります。
- 自分の経験
- ChatGPTの力
- 守るべきルール
この3つのバランスを意識しながら、
できるところから一歩ずつ試していく。
その積み重ねが、「無理なく続けられるChatGPT副業」につながっていきます。


